2017年7月27日木曜日

何故セミリタイアを目指したのか?

正式に会社に辞意を表明してから、

「自分はいつからセミリタイアを目指したのか?」

ということを振り返ってみました。

そう考えてみると、セミリタイアという発想に至る重要な布石は
いくつかあったと思いますが、
ぱっと思い浮かぶのは次の3つです。

1. 予備校の授業で聞いた “Happy Retirement” という言葉

最初にセミリタイア的な言葉を聞いたのがこの時です。
まだ、18歳の時ですね~。
地理か現代社会の授業だったと思います。
どういうコンテクストで話された内容かは良く覚えていませんが、

「アメリカ人の目標というのは、若くしてお金持ちになって、
Happy Retirementをすることだ」

という内容を聞いたのが、今思えば、セミリタイア
(正確に言うとこれはセミリタイアではなく、
アーリー・リタイアメントだと思いますが)に接した最初だと思います。

当時はまだ浪人生ですので、仕事もしたことない段階です。
もちろん、志望校を目指して頑張っていた段階で、
その先の将来の展望も漠然とではあるものの考えていた時期ですので、
ここでセミリタイアを目指そう!などとは考えてはいないのですが、
何かこのことが頭に引っかかったのは事実です。

これが、後の自分の人生の選択肢で重要な一コマになるわけですから、
面白いものです。

2. セミリタイアの予行演習としての語学留学

 私は大学を卒業してからはずっとサラリーマン生活を送っていたわけですが、
半年ほど働いていない期間があります。

それは、最初に入った会社で語学研修生に選ばれて、
半年間のイタリア留学を経験したことです。

ほとんど良いことがなかったサラリーマン生活の中で、
会社に感謝することがあるとしたら、

「半年間給料もらってイタリア語の勉強をさせてもらった」

というこの一点につきます。

中部イタリアの田舎町であるペルージャという町での半年間は日々楽しく、
好きな語学の勉強だけしてお金がもらえるという夢のような期間でした。

しかし、語学留学をした先輩の中では、
「語学の勉強なんかしている間に、同僚はバリバリ仕事をこなしている。
こんなことをしている場合ではない。」
ということを言って、こういった環境を全く楽しんでいなかった人もいます。

今考えると、この語学留学時代の半年間があるから、
会社に行かなくていいことがいかに楽しいか、
仕事がないと暇でやることがない、
ということは全くない!(少なくとも私は)と言う事が実感できたと思います。

今振り返ると、半年間の語学留学はセミリタイアの予行演習だったのでは?
と思います。

3. イタリア勤務でイタリア人の生活を目の当たりにする
 
 私が海外勤務をしていた1990年代の中頃というのは過渡期だったと思います。
海外勤務前に私が働いていた職場では、始業時間の1時間以上前に出社が当たり前、
残業時間もつけられる上限が決まっていました。

それが帰国すると、会社の扉は出社時間1時間前にならないと開けない、
残業は全部つけるように、と言われるようになっていました
(実際に全部つけていた人はほとんどいませんでしたが。。。)。

確かに、ワークバランスだ、メンタルヘルスだ、と色々言われるようになり、
日本の職場環境も良くなってきている面はあるかもしれませんが、
基本的にはまだまだ全然ダメだと思います。

私がイタリアで勤務していた2年間の同僚のイタリア人の生活は
まとめると以下のようになります。

・朝9時に出社、夕方5時の定時には帰社。基本的には残業はなし。
・仕事帰りに皆で飲み行くなどという悪習はなし!
・夏休みは2~3週間必ず休む。冬休みも1~2週間休む。
・結構な確率で別荘を持っている人がいる。

日本からの駐在員は上記とは全く別の世界で、
残業&休日出勤は当たり前という世界です。
日本の会社で働いているときは、皆が同じように残業していて、
ちょっと早く仕事が終わったら同僚と飲み行って会社の悪口を言う、
というのが当たり前だと、遅くまで仕事をするというのが
当たり前という感覚になります。

ところが、イタリア人の同僚が5時に帰って生活をエンジョイしている中、
自分一人が夜遅くまで仕事をしていると、
「何でこんなことしているんだ!」という気にもなります。
特に、ヨーロッパはサマータイムが導入されているので、
午後8時頃に夕日が沈むのを職場で見ているのは本当に嫌でした。

ここで思ったのはシンプルに「日本のサラリーマンは不幸だな!」と言う事です。
自分が上記のイタリア人のような職場環境なら、
セミリタイアをしようとは思わなかったのではないか?と思います。


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