2019年10月31日木曜日

セブンイレブンのせこい値引き「期限間近の弁当5%引き」を嘆く!

セミリタイアでコンビニ利用は激減!


サラリーマン時代、残業で帰りが遅くなると、
夕食は「コンビニ弁当一択」という時もありました。

セミリタイア後に時間に余裕がある生活をしていると、
コンビニ弁当という選択肢は極めて限られます。

というのも、弁当を買うにしても、
オリジンや地元の弁当屋がコンビニ以下の値段で、
出来立ての弁当を提供しているわけで、
コンビニ弁当を買うメリットはほぼありません。

なので、自分にはあまり関係ないのですが、
コンビニで消費期限間近の弁当を値引く試みがスタートしたそうです。

"セブン-イレブン・ジャパンは30日、食品ロスを削減するため、販売期限が迫った弁当などを実質値引きする実験を、北海道と四国のコンビニエンスストアで始めた。定価で販売し、購入者に5%のポイントを還元する。年末まで実験し、検証結果を踏まえ、来春の全国展開を目指す。"  
セブン、期限間近の弁当5%引き=北海道と四国で試行、来春全国展開 
たったの5%を値引くだけ!しかも nanaco利用者のみの還元!
あまりにせこすぎます。

せめて20%の値引きは必要では?


スーパーの弁当の場合、閉店間際には30%~50%の値引きは珍しくはありません。
24時間営業のコンビニの場合閉店がないので、
値引きタイミングは難しいのかもしれませんが、
本気で値引販売するなら20%程度の値引きは必要ではないでしょうか?
5%程度の値引きなら新しいものを選ぶ確率が高いかと思います。

結局、廃棄ロスは店舗が被るので値引きには積極的でないということでしょう。
「食品ロス削減推進法」に向けての単なるポーズでは?
そう疑われても仕方がないかと思います。

24時間営業の件で叩かれたセブンイレブン、
消費者の感覚との乖離は如何ともしがたいものがありますね。

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2019年10月30日水曜日

ソフトバンクGが法人税を払う日は来るのか?

ソフトバンクG - 純利益1兆円で法人税0円の衝撃


チュートリアル徳井氏の申告漏れと所得隠しについて、
当初の弁明と異なる事実が発覚してエライことになっています。

吉本興業はまたもや初動対応を間違えたわけですが、
今後、どこまで問題が大きくなるのかわからくなりました。

さて、同じ税金関係の問題でも遥かにスケールの大きな問題がこちらです。

孫正義氏「純利益1兆円で法人税ゼロ」に国税庁が反撃の狼煙

私は故・長谷川慶太郎先生の教えに従い、ソフトバンクに投資をしたり、
人気の高利回り個人向け社債を購入するつもりはありませんが、
ソフトバンクという会社の行く末は気になります。

記事の中で孫正義氏は、

"「世界の投資家はルールのなかで色々な節税を合法的にやっている。(ソフトバンクは)合法的な範囲のなかである程度、節税を図っていく」"

と述べています。

確かに、Amazonなども日本で法人税を払っていないらしいので、
世界標準と言えなくはないですが、
「ある程度」というのが法人税0円なのだから大したものです。

しかし一方、
"「莫大な利益をあげながら法人税がゼロだなんて、他の納税者が納得するはずがないでしょう。これ以上の抜け穴は許されないと考えた国税は、今年末の税制改正に向け周到に政府・与党に根回しを続けてきました」(国税庁関係者)"

とあるように、ソフトバンクG包囲網はできつつあるらしいです。

ただ本当に国税庁がソフトバンクGから法人税をとれるか?
相手はあの孫正義ですからね...
かなり難しい気がしますね。

ただ、この件に関しては国税庁を応援したいのが個人的な心情です。

ソフトバンクGが法人税を払う日は来るのか?


しかしこの手の話を聞いて思うのは、国税に指摘されるまでも無く、
世の中の理不尽さ、不平等さといったものでしょうね。
世の中には労働をしたくなくなる理由には事欠きません。

一部では「ソフトバンクはやばい!」という記事も散見されます。
ソフトバンクが事業会社というより投資会社と考えれば、
この種の指摘も一考に値すると考えます。
有利子負債も膨大ですからね...

ソフトバンクGが法人税を払う日は来るのか?
ソフトバンクGがこのまま成長を続けても法人税は払わない、
ソフトバンクGがダメになったら法人税は払えない、
結局、ソフトバンクGが法人税を払う日なんて来ないのかな?

何か嫌な気分ですね。

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2019年10月29日火曜日

ネットニュースのセミリタイア記事の大部分は読む価値がない理由

セミリタイア批判ありきの記事が多い


昨日取り上げたネットニュース※もそうなのですが、
ネットニュースで取り上げられている記事の大部分は
セミリタイア希望者に参考になりません。

※ 理想と現実!? 憧れの「早期リタイア」に潜む落とし穴とは

正体不明のセミリタイアブロガーより、
経済の専門家だったり社会問題に向き合う記者の方が、
書いた内容が信用できるのではないか?

そう思われる人も多いかもしれませんが、
早期リタイア・セミリタイア関係にはこれは当てはまらないかと思います。
理由は極めてシンプルです。

① 記者はセミリタイア専門家ではない


セミリタイアについて書いている記者は
セミリタイア専門家でないケースがほとんど。

何年もセミリタイアを目指して色々考えている人や、
実際にセミリタイア生活を過ごしている人に比べて、
知識面で劣るのは明らかです。

② 記者にはセミリタイア否定派が多い


セミリタイア記事を書いている人はセミリタイア希望者ではありません。
従って、セミリタイア希望者からの視点で記事が書かれていないのはもちろん、
むしろ、セミリタイアを否定する、あるいは、
セミリタイア達成は極めて困難である、
そんな視点からの記事が多いです。

背景にはセミリタイア生活そのものへの否定といったニュアンスを感じ取れます。
この手の記事は中立的な内容とは思わない方が良いです。

セミリタイア実践者に取材した記事には良いものも


ただし、セミリタイアに触れている記事でも読む価値ありというものもあります。
代表的なものは実際にセミリタイアした人に取材したものです。

この手の記事は、ブロガーがつらつらと綴るよりも、
コンパクトにまとまって読み応えがあるものもあります。

ただ、最近はあまり見ないかな??
昔は雑誌なんかでもたまに見た記憶があるんですけどね...

私が参考にしたのもセミリタイア系ブログ


私もセミリタイア生活を目指す過程で最も参考にしたのは、
セミリタイア系ブログですね。

実際にセミリタイアを楽しまれている方がいるというのは、
千の理屈をこねるよりも、何よりも参考になると言っても良いかと思います。

早期リタイア・セミリタイアが今よりメジャーな概念になれば、
これらの概念をナチュラルに否定する記事も大量に出てくると思いますが、
そのような記事に惑わされないようにしたいものです。


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2019年10月28日月曜日

「早期リタイアに潜む落し穴」とやらが本当か検証する

「早期リタイア」に潜む落し穴?


早期リタイアに警鐘を鳴らす記事は多いですが、
中にはちょっと首をかしげるものもあります。

理想と現実!? 憧れの「早期リタイア」に潜む落とし穴とは

もその一つとなります。

記事では「FIREムーブメント」の広がりを紹介するところからスタートするのですが、
著者の述べる「早期リタイアに潜む落し穴」については少々疑問があります。
項目別にまとめると以下の通りです。

① 過大な資産の見積もり


記事内では長期的視点に立った資金計画の重要性を説く一方、
リタイア後の資金の見積もりを「例のデータ」を持ち出して解説しています。

" 高齢夫婦無職世帯の平均額で見ても、月々の支出は約26万円と試算されており、年間で約300万円、40年で1億2,000万円ほどの資金が必要です。引退後に全く働かないことを前提にすると、さらに多くの資金を用意する必要があるでしょう。"
早期リタイア後に必要な金額は個々人によって異なりますので、
そもそも「平均額」など無意味です。
さらにこの文章では年金受給見込額も併記されていませんので、
あたかも老後に1億2,000万円を貯める必要があるように書かれています。

また、「4%ルール」の解説においても同様の傾向が見て取れます。

" 例えば、年間生活費400万円の25倍である1億円を用意し、それを4%で運用すれば、得られる利益の範囲内で生活できます。"
どうも1億円ありきの数字のような気がしますね。
そもそも毎年400万円も必要なのか?
元本の1億円を握りしめて死ぬのか?
この辺りへの言及はありません。

② 「生活の充実」について


記事ではリタイア後の充実した生活へ警鐘を鳴らすとともに、
仕事については以下のようなご意見を述べられています。

"そもそも仕事というのは、個々人の生活を律しながら、やりがいや他人との交流をもたらしてくれる要素も含んでいます。"
これは順番が逆でしょうね。
やりがいが無くて、他人(特に上司)との交流が煩わしいから早期退職したいのです。
やりがいがあって、素晴らしい人間関係が構築されていれば、
そもそも会社を辞めたいとは思わないでしょうからね...

早期リタイアのハードルを上げる記事には要注意


恐らくこの記事を書かれた方は、早期リタイアをした方でもなく、
また、早期リタイアを希望する方でもないでしょう。
だからなのか、記事全体のトーンが早期リタイアに対して
否定的なニュアンスを感じさせます。

記事の中には、

・早期リタイア後の生活費をいかに抑制するか?
・年金受給額をいくらとみるか?
・早期リタイア後の副業収入は(要はセミリタイア)?

といった視点が欠けているので、
早期リタイアに必要な金額が、
さらっと1億円かのように書かれています。

「1億円も必要なら早期リタイアを考えるのは辞めよう!」
とは、本気で早期リタイアを考えている人は思わないでしょうが、
早期リタイア否定派の記事はこの手の罠が潜んでいるので、
注意して読む必要があるんじゃないかと思いますね。

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2019年10月27日日曜日

転勤はセミリタイア生活に踏み切るきっかけになるか?

6割が転勤は退職のきっかけになる!


私がサラリーマン時代に最後に勤めていた会社は、
社員の忠誠心が極めて高い会社だったので、
転勤を断るなどもってのほか!という雰囲気が蔓延していました。

実際問題、単身赴任の比率は結構高かったかと思いますし、
支社長などのポストは現地採用の人はほぼ皆無なので、
中央採用の人が赴任することになるわけです。

そういう環境にいたので、以下の記事は少々意外な感じがします。

"エン・ジャパンが「転勤」についてアンケートを実施し、10月24日に結果を公開しました。アンケートでは、約6割の人が「転勤は退職のきっかけになる」と回答しており、人生設計における「転勤」の重大さが伺えます。"  
6割超が「転勤は退職のきっかけに」大きく人生を変える「転勤」で考える将来設計
ただし、同じ記事では実際に退職した割合は5%に留まるとのこと。
それでも結構高い気がしますね。

転勤有りの総合職が転勤拒否したら会社が回らない


昔は当たり前だった
「家を買ったらすぐ転勤」
「子供が学校に入学したらすぐ転勤」
という非人道的とも言える転勤については、
最近は批判されることが多くなり、
時代の変化というのを感じます。

とは言っても、海外や地方に幅広く店舗・工場のある会社では、
すべての人材を現地採用で賄うのは不可能なケースが多いので、
転勤族がなくなることはないでしょうね。

転勤が嫌ならセミリタイア


今後、転勤が嫌だという人の比率が高くなれば、
転勤人材を確保するのが困難になる可能性もあるような気がしますね。

私が注目したい流れとしては、
転勤をきっかけにセミリタイア生活に入るというもの。

今の仕事はそれなりに満足しているが、
全く見知らぬ場所で好きでもない仕事をやらされる...

そういう方がセミリタイアへ向けて準備をしているならば、
これをきっかけに予定よりは少々早いが会社を辞めるか!
というのは十分にある話かと思います。

それなりのセミリタイア資金がありながら、
セミリタイアへの踏ん切りがつかないケースは、
こういった機会をうまく使うのが良いかと思います。

逆に海外赴任なんかしてしまったらその間辞めるのは困難!
辞めたは良いけど、引っ越し代とか移動費用まで自己負担なら最悪ですからね。


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2019年10月26日土曜日

千葉県豪雨でセミリタイア者安住の地を再考する

千葉は大丈夫か?


台風15号以降、千葉県に豪雨が立て続けに襲い掛かっています。
連日ニュースで取り上げられていますが、
ネットでは被害がより深刻なエリアが取り上げられていないとの情報もあり、
想像以上の被害が現在進行中であることは間違いなさそうです。

被害にあわれた方々には謹んでお見舞い申し上げますと共に、
一日も早い復旧を祈るのみです。

それにしても千葉県に災害が多いというイメージはあまりなかったので、
今回の一連の豪雨はちょっと意外という印象です。

自分はセミリタイア後の移住の地として千葉県を有力候補に考えていて、
サラリーマン時代から実際に何度も下見には行っていたので、
今回の豪雨を受けて再考すべきポイントを挙げてみたいと思います。

台風直撃リスクはどこにでもあるが...


千葉県に住むメリットの一つが「成田空港へのアクセス」です。
最近ではLCC路線が充実してきたのも魅力です。

しかし、今回の豪雨で明らかになったポイントは「成田空港の脆弱さ」です。
成田が関西国際空港のように孤立するとは考えもしなかったです。
成田空港利用のリスクは考える必要があるかもしれません。

また、台風直撃のリスクは関東エリアならどこもありますが、
水害のリスクが改めてクローズアップされてきました。

私が今住んでいるのはいわゆる0メートル地帯ではありますが、
治水はある程度しっかりしています。
東京都は予算的に潤沢なのか、この辺は結構しっかりしています。

危険なのがわかっているからしっかり対策しているところ、
危険とは思わなかったのであまり対策していないところ、
どちらが安全かという話もあるかもしれません。

実は千葉県に住む場合は格安一戸建てを購入しようかとも考えていましたが、
風害と水害のリスクを考えるとかなり危険ではないか?

水害に対する平屋のリスク、風害に対する格安物件のリスク、
この辺は甘く見ていたのが正直なところです。

まあ、今すぐ引っ越さなければいけない理由はありませんが、
終の棲家については色々と考えることが多いのを実感した次第です。


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2019年10月25日金曜日

セミリタイア後の労働はサラリーマン時代とは質が違う!でもやっぱり働きたくない...

目指したのは完全リタイア寄りのセミリタイアだが...


私がサラリーマン時代に目指していたのは完全リタイアに近いセミリタイアです。
少なくとも週に3日とか定期的に働くのは避けたいと考えていました。

しかし、セミリタイアを実現した中には定期的に働いている方もおり、
その労働が生活にアクセントをもたらしているというケースも見受けられます。

こういうライフスタイルに対して

「結局お仕事が好きなんですね!」

などという批判があることもありますが、
そもそもフルタイムの仕事とパートタイムの仕事では仕事のプレッシャーが違います。

また、元の仕事は単にパワハラ上司がいたのでやむを得ず辞めたケースなどは、
そもそも仕事が嫌で辞めたわけではありません。

なので、この辺の批判はちょっと当たっていないのではないか?と思います。

こういったセミリタイア後に定期的に働いている方のお話を読ませて頂くと、
なるほど、

「お金がなくなれば働けば良い」

と言うのは、その通りという部分はあるな!
と私の考え方も若干変わりつつある部分があります。

運が悪けりゃ「すぐ辞める」がまかり通るか?


それではセミリタイア後に働くことを考えてみます。

1~2日程度のスポット仕事なら、
多少酷い仕事でもちょっと我慢すればすむ話です。
問題は3か月程度の短期契約の仕事ですかね?

いきなりパワハラ上司登場!なんて場合、
その場で辞めても良いのかが気になるところですね。

今さらそんな人の下で3カ月も働くなんてのはありえない話なので、
この辺の条件は事前に確認する必要はありますが、
「ろくでもない上司がいたらすぐ辞めますけど良いですか?」
なんて言うヤツが採用されるわけはありませんね。
難しい問題です。

と言うわけで、いざ仕事をしてみた場合のシチュエーションを考えると、
やはりサラリーマン時代の悪夢を思い出してしまい、
やっぱり働きたくない!という方向性へと逆戻りしてしまいます。

結論的には「完全リタイアに近いセミリタイア」で良かったな、
ということになるのですが、
定期的に働かなければいない事態が来るかもしれないので、
この辺の労働事情については引き続きチェックしたいと思います。

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2019年10月24日木曜日

チュートリアル徳井氏・申告漏れ・所得隠し報道 ~ 元経理マンから見た違和感 ~

徳井氏・約1億2000万円の申告漏れ


人気お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実さんが
約1億2000万円の申告漏れの申告漏れを指摘された件が大々的に報道されています。

吉本興業からのギャラを個人事務所経由で受け取っており、
その収入を適切に申告していなかったとのことですが、
この不適切な処理は2つに分かれます。

・2012年 ~ 2015年:私的な旅行や洋服代などを会社の経費として計上
 ⇒ 約2,000万円の所得隠し

・2016年 ~ 2018年:無申告
 ⇒ 約1億円の申告漏れ

最初の4年間は税務署が経費として認めなかっただけの話と言えなくはないですが、
驚天動地なのは後半の3年間は税務申告をしてなかったという事。

最初に報道を聞いた時には、税理士とかに相談してなかったのかな?
と思ったがそうではなさそうです。

税理士の仕事とは何かを考えればわかる違和感


徳井氏は今回の件で以下のように述べています。

"2016年~2018年の3年間の収入を申告しなかった経緯については事実だとし、「税理士から申告しないといけないと言われながら、社会人として考えられないようなことなんですが、本当にだらしないルーズなところがあって。『やります』と言いながら『明日やろう』、時間ないし銀行に行ったりという作業を先延ばしにしてしまいまして。そこから延び延びになってまとめて申告しようとなったら、また申告の時期がきて、税理士から『今年はやりましょう』と。もちろん支払う意思はあったんですが、想像を絶するだらしなさ、ルーズさから3年経ってしまいました」と説明。"  
チュート徳井さん“申告漏れ・所得隠し”で緊急会見「私の怠慢。想像を絶するだらしなさ」 
徳井氏は個人で設立した「株式会社チューリップ」には税理士が付いていたようです。
言うまでもない事ですが、税理士の一番の仕事は「税務申告」です。
まともな税理士であれば、税務申告をスルーするなどありえない話です。
『今年はやりましょう』なんてのんきなこと言う税理士なんて本当にいるのでしょうか?

また、株式会社ですから当然ながら決算書を作成することになります。
これについて、徳井氏が自分もしくはスタッフが作成していないならば、
税理士が作成するのが一般的かと思います。
とすると、徳井氏がやらなければいけないのは、
税理士が作った申告書にハンコを押すだけではないのか?
忙しくてもハンコ押す時間くらいあるだろう?
そんな疑問を持ちました。
2012年~2015年は少なくとも申告はしていたようですから...

怒りの元・青汁王子


徳井さんは既に追徴税額の約3,400万円の修正申告をすませたとのこと。
この処分に怒りを爆発させているのが元・青汁王子の三崎優太氏です。


徳井氏のケースは悪質性が弱いと国税が判断したのでしょうが、
3年間無申告ってかなり悪質なような気がしますね。
青汁王子のお怒りもごもっともかと思います。

本件は週刊誌などで詳細な記事が今後出てくるかもしれませんので、
その際は注目してみたいと思います。

ただ、個人的に気になるのは「税理士」がどの程度本件に関わっているかです。
3年間何もしない税理士なんて本当にありえないです!

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2019年10月23日水曜日

【株主優待】結局、イオンオーナーズカード返金で本当に得しているのか?

イオンオーナーズカード返金引換証が届く


イオン株式会社の零細株主なので、「株主ご優待返金引換証」が届きました。
私が生鮮食料品の購入で一番利用するのがイオングループ。
私は100株しか持っていないので返金率は3%です。

今回は2019年3月1日~2019年8月31日までの買物に対するキャッシュバック、
返金額は1,800円程度ということで、月の買物金額は1万円程度、
まあこんなものでしょう。

「3%OFFクーポン」を何故使わない?


イオングループのダイエーでは2020年2月29日まで
「いつでも割 3%OFFクーポン」がアプリで配信されています。
食料品は軽減税率適用なので、消費税増税前よりお得に食料品が買えます。

私が個人的にビックリしているのは、このアプリクーポン、
使っている人をほとんど見たことがありません。
明らかに近所の主婦風の人がクーポンを提示せず買物しているのを見ると、
「3%OFFなんて大したことないぜ!」
というのが大半なんですかね?

どこが安いのか分かりにくい


3%OFFクーポンに加えて上述の株主優待によるキャッシュバック、
更にイオンカードの支払いで200円で2円分のWAONポイントが貰えます。
20日と30日は5%OFFになるので、不要不急の品はこの日を狙う...

他店との値段の比較はこの辺も考慮に入れる必要があります。
他店は他店でキャッシュレスポイント還元とか色々あるので、
どこが本当に安いのか比較するのが面倒です。

更に、生鮮食料品はクオリティの問題もありますからね。
単純に価格だけで比較できない部分はあります。

そんなわけで、こんなことで頭を使うのも時間がもったいないので、
買物も決まった店でしか買わなくなりましたね。

まあ、いらないものを買わずに、割引はきっちり利用するだけで、
それなりに節約はできているんじゃないか?
そう思うことにしている次第です。

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2019年10月22日火曜日

早期退職して生き残るのは「セミリタイア希望者」

早期退職しても“生き残る人”の特徴


森永卓郎氏が早期退職で成功している人について以下の通り述べています。

"わたしが最初に勤めていたJTでも10年前くらいに大規模な早期退職募集がありました。退職金にすごい色をつけて。で、わたしの同期が7割くらい早期退職したんですが、外資系企業を渡り歩いて稼ぎまくる人と、全然就職が決まらない人にわかれました"  
早期退職しても“生き残る人”の特徴 
退職金をたんまりと貰い当座の生活資金は確保。
しかしながら、そのお金で一生暮らすのは無理なので再就職。

その再就職後に年収アップして稼ぎまくる人もいれば、
そもそも再就職ができない人に分かれるとのことですが、
比率は後者の方が圧倒的に多いのでは?

この点をもう少し詳しく分類していくと、
以下の4つのパターンではないかと思います。

① 前職よりも給与が大幅アップ
② 前職と給与が同水準
③ 前職より給与が大幅ダウン
④ 再就職できない

森永卓郎氏が指摘しているのは①と④ですが、
なんやかんやで就職はするでしょうから、
③がマジョリティではないのかと思います。

JTにどれだけ優秀な方がいらっしゃるのかわかりませんが、
①に属する比率がそんなに高いとは思えませんね。
この辺のリアルな数字は気になると言えば気になります。

早期退職 → セミリタイアという視点


ただ、上記の4パターンはどれも退職後に働くことを前提としています。
アーリーリタイア&セミリタイアをずっと考えてきた私にとっては、
このことに違和感を覚えます。

要するに、

⑤ 早期割増退職金を貰いセミリタイア (or 完全リタイア) する

という選択肢が抜けているわけです。

これにも2つのパターンがあって、
早期退職とか関係なしにセミリタイアを目指していたところに、
割増退職金というビッグボーナスが舞い込んできたので迷わずセミリタイア!
というパターンが一つ。

もう一つは、早期退職募集は晴天の霹靂ではあるものの、
割増分も含めた退職金で残りの人生何とかなりそうなので、
もう働くのは辞めようというパターンがもう一つです。

いずれにしましても、⑤のパターンは少数派なのは確かですが、
FIRE運動がもっとメジャーになれば風向きは変わる可能性があります。

割増退職金 × セミリタイアが最強?


私も割増退職金を狙っていたのですが、
会社が中途半端なリストラ(賃金カットが中心)しかしなかったので、
夢と消えてしまいました。

もし早期退職募集&割増退職金があったら
今より遥かにゆとりのある生活が過ごせていたかと思うと残念です。

それは別にしましても、
早期退職後に実力がどんなにあったところで、
うまいこと再就職できる保証はどこにもありません。

一方ある程度の貯蓄がありさえすれば、
セミリタイア生活を送ることは可能です。

この点をもう少し考えてみても良いような気が致します。

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2019年10月21日月曜日

現代人は90歳まで働くらしいですよ!何言ってんだかね!

90歳まで働くてはいけないが本当か?


「格差社会の生みの親」と言われる竹中平蔵先生が、
「FIRE」運動やセミリタイア志向とは真逆の事をおっしゃっています。

"意外と意識している人はまだ多くないのですが、私たちはこれからすごく長寿の時代を生きることになります。たとえば100歳まで生きるとすると、90歳くらいまでは働くことになるでしょう。でも、約70年間1つの会社で働くなんてありえないですから、どこかで転職をすることになる。そうしたときに、専門性が身に付いていない人は生き残れないわけですね。"  
竹中平蔵「現代人は90歳まで働くことになる」 
世の中、毎日のように「人生100年時代」と大騒ぎしているように思えますが、
竹中先生によれば、そのことについては
「意外と意識してる人はまだ多くない」
そうです。

それはさておき、専門性が身についていない人は生き残れないけど、
90歳になっても職が見つかる社会というのは、
私にはイメージができませんね。

60歳までなら働くのはしょうがないと思っている人でも、
90歳まで働かなければいけないとなると話は別物です。

少しでも早く仕事を辞めるにはどうしたら良いか?
本気で考える人が増えていくように思えます。
そのための近道はやはり貯蓄&投資、節約生活となると思います。

高収入を目指して転職するとか、
スキルを身に着けようという人よりは多いんじゃないかな?

そこで「意外と意識している人はまだ多くない」のですが、
まじめにこの辺を計算してみると、
90歳どころか60歳まででも全く働く必要がない!
世の中、思ったより必要なお金は少ない!
ということが浮き彫りになってきます。

私は竹中氏のように「長く働く必要がある」という論陣を張る人の存在が、
むしろセミリタイア志望者を増加させている気が致します。

働き方改革で仕事量は減っていない!


それよりも驚いたのが次の発言ですね。

"昔は上司に付き合って意味のない残業をしたり、付き合いで飲みに行って上司の自慢話を聞かされたりする時代だった。でも、今は働き方改革でそういったことから解放され、恵まれた環境になりつつありますね。"  
竹中平蔵「現代人は90歳まで働くことになる」 
働き方改革で起こったのは典型的な出来事は、
会社を定時で追い出されることで、
仕事を家で無給でやる時間が増えたということではないでしょうか?

働き方改革でムダな仕事が減ったとかいうのはTVとかではたま~に見ますが、
私の周りで聞いたことはないですね。
実際問題、仕事量は減っていないのが現状かと思います。

あと、飲み会の回数と働き方改革は無関係です。
むしろ会社を早くでなければいけない分、
飲み会の回数が増えるリスクがあります。

仕事が終わらないのに会社を出なければいけない、
(暇な)上司の飲みの誘いは断れない、
残業代は出ない、
飲み会の後に家で仕事、
働き方改革恐るべしなのです。

この辺りの現状認識が異なる方とは話ができないな~
というのが率直な印象ですが、
政府が頓珍漢な政策を打ち出すのが何故かが
ちょっとだけわかったような気がしました。

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2019年10月20日日曜日

ホームレス避難所受け入れ拒否問題で考えた事

台東区の避難所でホームレス受け入れ拒否


台東区の避難所でホームレスの受け入れを拒否した問題が物議を醸しています。
TV・マスコミでの論調は予想通りというか非難一色に近い感じです。

そんな中、おぎやはぎの小木博明さんが

" ぶっちゃけ、住民の方々の中にお子さんを抱えている方々とかだと、
『そういう方と一緒にされるのはちょっと...』という声があることも事実なんですよ」"
(引用元: https://www.j-cast.com/2019/10/16370250.html?p=all)

と本音を言って賛否両論を巻き起こしています。
私が見たところ、ネットでは小木さんに近い考えの人が多いような気がします。

本件は色々難しい難しい問題をはらんでいるので、
簡単に結論を出せる話ではないと私は考えています。
ざっと主要な問題は以下の2点です。

① 区民ファーストは間違った考えか?

今回の台東区の問題でも、
区サイドは避難所利用を区民に限定する方針だったので、
ホームレスの方は北海道に住民票があるから断ったとのこと。

拒絶理由がこのポイントだけであるならば、
ホームレスだから断られたのではないので、
ある種の問題のすり替えが起こっています。

と言うのも、区の施設を区の人が優先的に使うのはある意味当然かと思います。

区外の人を受け入れた結果、区民が避難所に入れなかった!
なんてことになったら地元住民は納得いないでしょう。

「我が自治体は誰でも受け入れる!」と表明している首長は、
この問題をどのように考えているのか聞いてみたいです。

② ホームレスの方の衛生上の問題

報道ではこの方がどの程度「年季の入った」ホームレスかは分かりませんが、
昔の職場の近くにいたホームレスの方は、
10m先からでもその存在がわかるほど異臭を放っていました。

避難所は何もなくても臭いとかが気になる密閉された空間になりますので、
極端に不衛生な人を受け入れると問題があるのも事実です。
感染症等のリスクも増大すると考えられますので、
小さいお子さんを抱えた親にとっては気が気でないでしょう。

報道ではこの点について言及はありませんが、
あるレベル以上の不衛生な方であれば、
受け入れ拒否はやむなしと考えを変える人が出てくるのでは?と思います。

早急なルール作りを


上記のポイントを考えれば、私は避難者の無条件受け入れには反対です。

そもそも周辺地域からの勤務者が多く、かつ、観光客も多い東京で、
帰宅困難者・旅行者全てへの対応は極めて困難かと思います。

だからと言って、地元住民だけ助かれば良いと言うのももちろん違うわけです。

従って、限られたスペースと予算を前提の上で、
きちんとしたルール作りが必要なのではないか?と思います。

ただ誰もが納得いくアイデアというのは難しい気がしますね...

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2019年10月19日土曜日

肩痛で病院へ! ~ 単なる五十肩と診断される ~

左肩痛が断続的に続くので病院へ


1か月程前から左肩の痛みが断続的に続いています。
時々、痺れるような痛みがあるのがちょっと嫌~な感じです。

放っておけば治ると思っていたのですが、
改善の兆しは全くない。
ネットで検索すると五十肩の可能性が高い...

しかしながら、腱板断裂とか違う原因の可能性もあるらしいので素人判断は禁物!
という物騒な記事も見つけたので、
整形外科医で見てもらうことにしました。

それにしても、最近は病院ばかり行っている気が致します。
医療費支出の予算は見直す必要がありそうです。

レントゲン検査の結果は?


整形外科医はかつて足の痺れを治してもらった近所の医院です。
思い立ったらすぐ病院へ行けるのがセミリタイア生活の特権の一つ。
とは言え、そこは人気医院なので受付開始前に少々並びました。

まずは、お決まりのレントゲン検査です。
どうすると痛いかなどチェックして、
撮影の角度などを決めるようです。

そして診察へ。
今回はベテランの院長ではなく、
院長出身大学であるJ大学から応援で来た30代前半くらいのお医者さんでした。

結論から言えば、診察結果は単なる「五十肩」とのこと。

レントゲン検査からは石灰沈着性腱板炎などの症状がみられず、
全く問題ないこと。

恐らくはPCの使い過ぎによる可能性が高いらしいので、
しばらくは五十肩に効果のある運動をやってみて下さい!
とのこと。

私はしばらくは整形外科にリハビリで通うことになるのでは?
と思いましたが、この程度ならその必要はなし!
薬も湿布もいりません!とのことでした。

本当に症状がひどい場合は、腕がこんなに上がりません!とか、
ここをひねるともっと痛いはず!
という事らしいです。

まあ、肩透かしの診断ではありますが、
重篤な問題がないと分かっただけでも収穫です。
ちなみに診療代は1,730円でした。

色々と体にガタが来る50代


内視鏡検査、冠動脈(心臓)CT検査ときて今回の肩のレントゲン。
重大な疾病が見つかっていないのはラッキーとは言えますが、
身体にガタが来ているのをしみじみと感じます。

これでまだサラリーマンを続けていたとしたら、
ストレス等の影響を受けてもっと酷いことになっていただろうから、
セミリタイア生活に入っていたのはやはり正解だったかな?と思います。

まあ年齢的なのかこれまでの不摂生なのか原因は分かりませんが、
そろそろもう少し真面目に健康面に気を配る時が来たようです。


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2019年10月18日金曜日

台風19号を機に我が家の火災保険をチェックしてみた

火災保険の内容の再チェックは必要!


私はこの7月から火災保険を更新致しまして、
更新を決めた経緯については以下のエントリーに記載致しました。

火災保険更新 ~ 「日新火災 お部屋を借りるときの保険」に決めた経緯 ~

私が上記保険に決定した理由は、保険料の安さに加えて、
自転車事故の賠償もカバーされる個人賠償責任保険がセットされること、
「すまいのサポート24」で鍵の紛失などにも対応可能などの理由によります。

今回、台風19号で甚大な被害が出ていますが、
火災保険でカバーされないケースが多いと聞きましたので、
自分の入っている保険はどうかチェックしてみました。

水災害は補償の対象外でした


上記保険はインターネットで加入できる割安な保険。
確か水災害は補償の対象外と聞いていましたが、
調べてみるとやはりその通りです。

今回、我が家は台風での被害はありませんでしたが、
仮に河川氾濫によって被害がでたとしても、
私が加入している火災保険ではカバーされませんでした。

ただし、台風の被害全部がカバー対象でないわけでなく、
暴風による損害は、損害の額が20万円を超えた場合に限り、
保険金額の範囲内でその全額が補償されるということです。

この点について保険会社に確認したところ、
暴風によって倒木があって窓ガラスが割れて雨水が入った場合は保険の対象とのこと。
ただし、窓の締め忘れなどで雨水が入っての被害は保険対象外です。

保険契約書は読んでもよくわからないケースが多いので、
疑問点があったら保険会社に確認した方が良さそうですね。

災害に対する持家リスクの高さを実感


私は賃貸の集合住宅住まいなので、
火災保険の主目的は水漏れなどで他人に迷惑をかけてしまった場合のカバー。

おっさんの一人暮らしなのでそれ程高価なものもありませんので、
自分のモノがダメになってもある程度は仕方ないで済む話です。

ただし、私の不注意によって他人に損害を与えるケースは別です。
例えば、水道の出しっぱなしなどで階下に水漏れ、
そこの住人に多大な損害を与えてしまう場合などに備えて、
きちんと賠償できる体制づくりは大切かと思います。

ただ、これが持家だったとしたらそのようなことも言ってはいられません。
今回のような台風で家が全壊した場合で保険の対象外だと、
財産の大半を失う可能性が高いわけですからね。

今回の件で、自分はやはり賃貸派だな、
という気持ちが強くなりました。

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2019年10月17日木曜日

レナウンの希望退職者募集中止は大リストラへの序曲なのか?

超異例!希望退職者募集の取り下げ


名門アパレル企業・レナウンが希望退職者募集を中止する事態になり、
市場では様々な憶測を呼んでいます。

レナウンによる公式発表は以下の通りとなります。

"2019年8月23日付け「希望退職者の募集に関するお知らせ」のとおり、当社グループは 希望退職者の募集を行うこととし、労使間でも合意に至りました。 しかしながら、募集開始にあたり、あらためて事業環境の変化を検証する必要性や、従業員の声などをもとに検討した結果、当該募集を中止することといたしました。"  
希望退職者の募集の中止に関するお知らせ (レナウン) 
これだけ読むと何のことやらよくわかりませんが、
「事業環境の変化」というのは、
競合他社動向 (オンワードホールディングスの大量閉店)や
主販路のリストラ (西武・イトーヨーカ堂の大規模店舗閉鎖)
を意味するらしいですね。

しかし上記がリストラを中止する理由にはならないと思います。
案の定、株式市場では再建計画の見直しを懸念する売りが出ています。

この程度のリストラでは手ぬるいということか?


元々のリストラの規模というものは、
店頭販売職を除く従業員の約2割に相当する150人程度ですが、
やはりリストラしようと思っていた人の力が必要!
という話ではなく、更なるリストラが必要という判断では?
要は150人ではなく、もっと大人数のリストラが必要ということです。

と言うのも、元々のリストラ計画の "店頭販売職を除く"が引っ掛かります。
百貨店の閉鎖だったら店頭販売職の方も職を失う可能性があります。

あとはあまりニュースでは改めて指摘をしているところはないようですが、
レナウンの主要株主は、

・山東如意科技集団有限公司 (33.10%)
・北京如意時尚投資控股有限公司 (20.22%)

となっており、レナウンは中国企業の連結子会社です。
レナウンの取締役10 名+監査役3名のうち、
5名は親会社からの兼務役員です。

この辺がどう影響しているのかよく分かりませんが、
中国企業は日本企業よりドラスティックにリストラをするイメージはあります。

割増退職金がもらえない事態


いずれにしましても、リストラ撤回により
従業員からも市場からも信用を失っているのは間違いないところで、
ここからどう挽回していくのかは注視しようかと思います。

ただ、割増退職金を貰って辞めようと思っていた人には迷惑な話で、
今普通に辞めても割増退職金は多分もらえないでしょうから、
ちょっと肩透かしという方もいらっしゃるのではないかと思います。

会社を辞めるにしてもちょっと難しい局面なのかもしれませんね。


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2019年10月16日水曜日

昔の外こもりについて ~ "「生きづらい日本人」を捨てる" を読んで感じた事 ~

今の外こもりとは異なる人々


新版「生きづらい日本人」を捨てる (知恵の森文庫) を読んだ感想となります

本書のタイトルにある「生きづらい日本人」というのは、
自分も日本の会社員生活で疲弊しうんざりした経験があるので、
何となくわかる気がします。

それでは日本で生きづらさを感じた人々が
アジアへ行けば問題は解決するのか?

最近はタイなどのアジアの都市を拠点とし、
FX・投資やブログなどでお金を稼ぎながら、
楽しい人生を謳歌しているをネット上で見かけます。

しかし、"「生きづらい日本人」を捨てる" で描かれている人々は、
これらの人とは真逆で、
日本でうまく生きることはできないけど、
アジアでも引き続きもがき苦しんでいるような姿です。

特に、タイのチェンマイでホームレスにまで転落した人の人生は
かなり悲惨でやるせない気持ちにさせるものがあります。

一昔前の外こもり生活は終わったのか?


前述した、ブログなどで成功してタイでリッチな生活を
している方々のYouTubeやブログなどを見ると、
タイにどっぷりとつかるというより、
タイというインフラをうまく利用しているという感じがします。

一方、本書で取り上げているような人々は、
アジアにどっぷりとつかってしまった、
そんな泥臭さを感じるわけです。

やはり、あまりお金がなくて海外で暮らすのは厳しいです。
本書でも
"しかし外こもりの足許は危うい。ものすごく危うい。
しかし彼らは、薄い氷を最新の注意を払って渡っていった。(p280)"
とあり、一筋縄ではいかないことを強調しています。

一昔前のスタイルの外こもりをしている人、
すなわち、典型的には日本で短期バイトをしてお金を稼ぎ、
そのお金がなくなるまでタイにいるというスタイルですが、
こういった人達が今どのくらいいるのか?

タイもリアルな安宿の数は減少しつつあり、
物価も上昇しているわけなので、
なかなか厳しいものがあるかもしれませんね。

そういった一昔の前の外こもりスタイルを思い出すのには面白かったですが、
読後にちょっとやるせなさみたいなものは感じましたね。

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