2019年10月22日火曜日

早期退職して生き残るのは「セミリタイア希望者」

早期退職しても“生き残る人”の特徴


森永卓郎氏が早期退職で成功している人について以下の通り述べています。

"わたしが最初に勤めていたJTでも10年前くらいに大規模な早期退職募集がありました。退職金にすごい色をつけて。で、わたしの同期が7割くらい早期退職したんですが、外資系企業を渡り歩いて稼ぎまくる人と、全然就職が決まらない人にわかれました"  
早期退職しても“生き残る人”の特徴 
退職金をたんまりと貰い当座の生活資金は確保。
しかしながら、そのお金で一生暮らすのは無理なので再就職。

その再就職後に年収アップして稼ぎまくる人もいれば、
そもそも再就職ができない人に分かれるとのことですが、
比率は後者の方が圧倒的に多いのでは?

この点をもう少し詳しく分類していくと、
以下の4つのパターンではないかと思います。

① 前職よりも給与が大幅アップ
② 前職と給与が同水準
③ 前職より給与が大幅ダウン
④ 再就職できない

森永卓郎氏が指摘しているのは①と④ですが、
なんやかんやで就職はするでしょうから、
③がマジョリティではないのかと思います。

JTにどれだけ優秀な方がいらっしゃるのかわかりませんが、
①に属する比率がそんなに高いとは思えませんね。
この辺のリアルな数字は気になると言えば気になります。

早期退職 → セミリタイアという視点


ただ、上記の4パターンはどれも退職後に働くことを前提としています。
アーリーリタイア&セミリタイアをずっと考えてきた私にとっては、
このことに違和感を覚えます。

要するに、

⑤ 早期割増退職金を貰いセミリタイア (or 完全リタイア) する

という選択肢が抜けているわけです。

これにも2つのパターンがあって、
早期退職とか関係なしにセミリタイアを目指していたところに、
割増退職金というビッグボーナスが舞い込んできたので迷わずセミリタイア!
というパターンが一つ。

もう一つは、早期退職募集は晴天の霹靂ではあるものの、
割増分も含めた退職金で残りの人生何とかなりそうなので、
もう働くのは辞めようというパターンがもう一つです。

いずれにしましても、⑤のパターンは少数派なのは確かですが、
FIRE運動がもっとメジャーになれば風向きは変わる可能性があります。

割増退職金 × セミリタイアが最強?


私も割増退職金を狙っていたのですが、
会社が中途半端なリストラ(賃金カットが中心)しかしなかったので、
夢と消えてしまいました。

もし早期退職募集&割増退職金があったら
今より遥かにゆとりのある生活が過ごせていたかと思うと残念です。

それは別にしましても、
早期退職後に実力がどんなにあったところで、
うまいこと再就職できる保証はどこにもありません。

一方ある程度の貯蓄がありさえすれば、
セミリタイア生活を送ることは可能です。

この点をもう少し考えてみても良いような気が致します。

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