2021年2月28日日曜日

「近所のスーパー1か所」のリスク

都内では複数のスーパーが切磋琢磨


私は比較的人口密集地帯に住んでいるので、
徒歩・自転車で移動できる範囲内に複数のスーパーマーケットがあります。

品揃えや価格が微妙に異なるので、
複数のスーパーをうまく使い分けるのがポイントとなります。

セミリタイアして時間ができて、
色々とスーパー巡りをしていると、
この価格差はバカにできないなと思うようになりました。

特に、定期的に購入する品なら猶更です。

バナナとベビーリーフの驚くべき価格差


例えば、私がほぼ毎日食べるものにバナナとベビーリーフがあります。

バナナは「Dole スウィーティオバナナ」がお気に入りで、
高血圧対策としてのGABAが含まれています。

昔はとりあえず安いバナナを選んで買っていましたが、
時々とんでもなく不味いバナナがあるのに嫌気がさして、
結果的にここに行き着いたという感じです。

このバナナの価格は下記の通りで、
随分と価格差があるのがわかります。

Aスーパー:321円
Bスーパー:170円
Amazon Fresh:231円

一方のベビーリーフは「S&B ベビーリーフ 1パック 40g」を愛用、
こちらの値段は以下の通りです。

Aスーパー:107円
Bスーパー:214円
Amazon Fresh:170円

同じものが倍の値段で売っているのにも驚きますが、
ここで買うとすべてのものが安いというわけではないので、
スーパーの癖、すなわち、これはこれが安いとかあれはあそこが安いとか、
こういったものを見抜くのが大事だと痛感しますね。

「近所のスーパー1か所」はリスクが高い


セミリタイア後の居住地を選ぶ際に、
「近所にスーパーがあるから安心」
というのがありますが、
やはり1か所しかないのはリスクが高いですね。

競争相手がいなければ、強気の価格設定になるでしょうから、
地方のが意外と生活費がかかるなんてことも生じかねませんし、
人口減少地域ですと、その1か所のスーパーすら撤退リスクもあり得ます。

やはりある程度の人口のあるエリアの方が、
住みやすく生活費も安いのでは?
と考えるようになりました。
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2021年2月27日土曜日

"セミリタイア楽しくない系ブログ"から読み取った事

セミリタイアブログの大半は"セミリタイア楽しい系"


実際にセミリタイアした人が書くブログですが、

「セミリタイア生活は楽しい」
「セミリタイアして良かった」

というものが大半を占めているかと思います。

ただし、ごく普通の貧乏生活がそんなに楽しいだろうか?
ちょっと盛りすぎじゃないの?なんて思うブログもありますね。

まあ、こういった”盛る”という行為は、
セミリタイアというトピックスに限ったことではないですが...

セミリタイア楽しくない系ブログ


一方、少数派に属するとは思いますが、
”セミリタイア生活が楽しくない”
という観点からブログを書かれている方もいらっしゃいます。

本当はたいして楽しくもないけど、
必要以上にセミリタイア生活の楽しさをアピールする人はいても、
本当はめちゃめちゃ毎日楽しいのに、
こんなに悲惨で孤独な生活なのですよ!
なんてアピールをする人は恐らくいないと思うので、
こういったブログにはセミリタイア生活の一面の真実が眠っているかと思います。

私が参考にするエッセンス


私がサラリーマン時代にこの手のブログから最も参考にしたエッセンス、
それは

"そうは言ってもサラリーマン時代よりまし"

というものでした。

セミリタイア生活が孤独で寂しいものであっても、
サラリーマン時代の苦しさに比べればマシではないのかな?
そういったものを読み取っていました。

もし本当にサラリーマン時代のが良かったら、
フルタイム労働に戻っているでしょうからね...

あとは、友人知人との交流が極端に少ないのかな?
と推測される点ですかね?

私は孤独耐性のあるほうではないかと思ってはいますが、
コロナがなければ月1回くらいは友人とは飲みに行きたいと思っています。

実際に行かなくても、行こうと思えば行ける!
というのも大事なファクターだと思っているので、
これが家賃の安い地方移住をしない要因の一つでもあります。

まあ、楽しいばかりがセミリタイア生活ではないですからね。
セミリタイア生活のネガティブな部分に焦点を当てるのも、
重要な事ではないかと思っています。

そういう意味では、大変参考になったブログも多かったですね。

2021年2月26日金曜日

【定期預金作成 金利0.25%】東京スター銀行 ~ スターワン円定期預金プラス~

新たな定期預金を設定


ビットコインの急落がホットな話題となっています。
24時間で2割も下がるというのは尋常ではありません。

そんなわけでやはり安全資産が良いよな~
ということで「定期預金」の出番となります。

セミリタイアラーには超不人気の商品ではありますが、
フルインベストメント派以外は現預金をそれなりには持っているでしょうから、
全く意味のない商品とは言えないのでは?

今回預け入れしたのは東京スター銀行のスターワン円定期預金プラスです。





東京スター銀行とは?


東京スター銀行は台湾の中國信託商業銀行(CTBC)グループに属する銀行で、
経営破綻した東京相和銀行の営業を譲り受ける形で成立しました。
東京相和銀行はかつての東京相互銀行です。

私は東京スター銀行の口座は元々もっていたのですが、
これは退職金定期預金で資金を運用すべく口座開設を致しました。

2017年に会社を辞めた時は、
東京スター銀行は退職金を受領した人に限り、
1年定期預金の金利が0.5%というキャンペーンをやっていたのです。

この退職金キャンペーンは色々な銀行でやっており、
定年退職ではなくても対象になるケースが多いので、
調べてみる価値はあると思っています。

定期預金金利は期間半年で0.25%


今回の預け入れ金利は半年間で年利が0.25%となります。
税引後の金利は0.199%ですから、
100万円を預けて6カ月後にもらえる金利は992円程度。

まあ全然大したことはありませんが、
ノーリスクで何もしないで貰えるお金なので、
大切に使わせてもらう予定です!と言ったところです。

今後も余裕資金については、
銀行間をちょこまか動かす生活が続きそうです。

2021年2月25日木曜日

「飲み会絶対断らない女」より「飲み会絶対断る男」

「飲み会絶対断らない女」だって


「飲み会絶対断らない女」というのが話題になっているようです。
7万円超の会食の接待を受けていた山田真貴子内閣広報官のことです。

まあ、飲み会を断らなかったから今の地位を築かれたのかもしれないので、
私としてはそのスタンスにケチをつけることは致しませんが、
何とも話を聞いただけでゲッソリする、
嫌~な世界の話という気が致します。

このことを聞いて思うのは、
私としては飲み会なんて若手時代からバンバン断っておけばよかった!
だって、なんの意味もなかったもん!
という真逆の感想しかありません。

これは社内はもちろん、社外との飲み会もそうです。

嫌々参加の飲み会に「ホイホイついてくる」だって?


最も無意味だった飲み会で思い出すのは、
私の若手時代の支社長との飲み会です。

その支社長は基本的には家族思いらしいので、
基本的には家で食事をするのですが、
奥さんが用事で外出するときの夕食は必ず部下を誘います。

当時の部下で独身は私一人だったので、
私が誘われる確率は結構高かったです。

当時は仕事がそれなりに忙しかったので、
そもそも飲みに行く時間もなかったのですが、
支社長の誘いなので嫌々行っていました。

しかしながら、ある時の人事面接で副支社長から言われた言葉にびっくり!

何でも支社長が言うには、

「あいつは仕事に気を入れていない。
 俺が飯に誘うとホイホイついてくる。」

と言っていたというのです。

それ以降の私は支社長の飲みは全部断りました。
もちろんそれで、
「あいつもやっと仕事に目覚めたか!」
と評価があがることもなく、
「付き合いの悪い無礼なヤツ」という評価を受けることになります
(誘いを断ったらブチ切れられたこともあります)。

上司の飲み会は断れば良かった


要するにこの人の部下になった時点で大ハズレなわけです。

飲み会に誘われて応じても

「仕事そっちのけで飲み会にはホイホイついていく」

と言われて評価が下がり、
飲み会を断っても

「支社長の誘いを断る無礼なヤツ」

と言われて評価が下がります。

要するに、どちらにしても良い評価はつかないのですから、
不愉快な飲み会は断るのが大正解だったわけです。

しかもこの人、ヒラと支社長とは思えない傾斜配分
(果てしなく割り勘に近い)で高い店に行ったので、
結構経済的ダメージもくらいました。

山田真貴子内閣広報官はYouTubeで、

「イベントやプロジェクトに誘われたら絶対に断らない。
飲み会も断らない。出会うチャンスを愚直に広げてほしい」

と未来ある若者に訴えたそうですが、
いかがなものでしょうか?

私からは

「しょーもない飲み会は全部断るべき!」

という言葉を若者に送りたいですね。

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2021年2月24日水曜日

【サラリーマン時代の激甘な見通し】セミリタイアを回避できると思っていた!

サラリーマンを辞める度胸とセットで考えたこと


先般、私が書いた記事※では、
セミリタイア目標金額が貯まるかどうかより、
自分が会社を辞める度胸があるかの方が不安だ!
ということを書きました。

ただ、この感情とセットで考えなければいけないのは、
自分のサラリーマンとしての将来に対する激甘な見通しです。

私はどこかで、自分のサラリーマン人生というのは、
どこかで好転するだろう、
そしてサラリーマンとしての仕事が充実してくれば、
セミリタイアなんて考えなくなるだろうな...
という何とも甘い見通しを持っていた部分があったのです。


サラリーマン時代の激甘な見通し


私がセミリタイアを本格的に考え始めた時は、
仕事内容や上司との関係は最悪と言っても良い状況でしたが、
流石にこの状況はそんなに長く続かないだろうとも考えていました。

ただし、この状況が継続する、
あるいはもっと悪くなる場合に備えて、
セミリタイアに向けての準備はしておこう...
そんなスタートだったかと思います。

それが結果的にはどうなったか?
労働時間こそ短くなったものの(閑職だから当たり前)、
仕事内容はよりつまらなくなり(ここは絶望的でした)、
人間関係も好転することはありませんでした。

リスクヘッジが奏功したが...


いわばリスクヘッジのプランである「セミリタイア計画」が奏功、
今の安寧とした生活があるわけですが、
あの時期にリスクヘッジを思いつかなければ今頃どうだったか?
この辺を考えるとうすら寒いものを感じます。

あの時に自分のサラリーマンとしての将来をもっと冷静に分析して、
「あっ、こりゃダメだ!」
という結論に達していれば、
もう少し早くセミリタイアできただろうし、
また、無駄な飲み会の参加を全部断るとか、
必要以上に仕事に力を入れるのをやめるとか、
より効率的なサラリーマン生活を過ごせたかと思うと、
その点は多少悔やまれる部分はありますね。

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2021年2月23日火曜日

至近距離で交通事故を目撃して、車を運転しない生活を続けようと実感した話

至近距離で交通事故発生!


日曜日の夕方、横断歩道で信号待ちをしていたら、
左手方向から「ドスン!」というすごい音が聞こえてきました。

何事かと音のした方向を見ると、
車3台による玉突き事故の発生でした。
先頭と2台目は軽自動車、3台目は中型セダンです。

すごい音は2台目の車に3台目のセダンが突っ込んだ音で、
セダンのフロント部分がぐしゃりと潰れていました。

あれだけ車がぐしゃっとなっても、
エアバッグは作動しなくて、
中の人もとりあえずケガがなさそうで、
この点は不幸中の幸いでした。

セダンの運転手が警察を呼んだようなのでその場を後にしましたが、
同乗者の人達の雰囲気は、
行楽帰りの楽しい日曜日の夕方が一転という感じでした。

事故原因は?


緊急事態宣言の影響が少しはあるのか、
日曜日の夕方にしては交通量は少なめでした。

片面2車線の見晴らしの良い道路なので、
普通は事故など起こりにくいかと思いますが、
車のぶつかり具合からすると恐らくこういうことかと思います。

先頭の軽自動車が何らかの理由で急ブレーキをかけたので、
2台目の軽自動車が先頭車に衝突、
これは軽微な接触程度だったのですが、
3台目のセダンはかなりのスピードで2台目の車に衝突した...
こんなところではないかと思います。

個人的には運転はしない


都会は交通量が多い分、車もそれ程のスピードを出せず、
気を付けるだろうから、クリティカルな事故は起きにくいのでは?
ということを常々考えていたのですが、
あんな普通の通りでも事故が起きるということは、
この辺の甘い認識は新たにしなければダメですね。

私自身は最後にハンドルを握ったのは25年前になります。
当時から私は運転は下手だったので、
これから運転するつもりは基本的にはありません。

それに加えてあのような事故を見ると、
私のような運転が下手な人は車を運転すべきでないのを実感です。

私はセミリタイア居住地を考えるうえで、
車必須の地方は最初から対象外でしたが、
この選択は自分的には正しかったと思いますね。
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2021年2月22日月曜日

「セミリタイアなんて無理」だと思っていた一番の理由はお金じゃないですよ!

30代で本格的にセミリタイアを目指した時


30代でセミリタイアを目指し始めた時ですが、
心の奥底ではセミリタイアなんてできないだろうな~、
と思っていた節はあります。

これは断じてセミリタイア資金の問題ではありません。

そうではなくて、単純に、
定年を10年とか前倒しにして無職になるという度胸があるか?
なんやかんやでその度胸は自分にはないんじゃないか?
そんな風に思っていたからだと思います。

10年間も考え続ければ正解はでてくる


最終的にはこの問題を解決して会社に辞表を叩きつけるわけですが、
それではこの問題をどうやって解決したか?

それは10年スパンで、
サラリーマンを継続した場合の人生と、
セミリタイアして経済的制約はあるにしても
自分の好きなことをする人生とを日々考えていれば、
どちらが良いかは自ずと答えが出てきたということです。

長年にわたる冷静なシミュレーションの結果の前には、
世間体だとか老後、あるいは人と違うことをすることに対する不安、
このようなことは徐々に吹き飛んでいくのではないかと思います。

セミリタイア準備は長期戦、あせらずスタート


例えば、

「50歳で3,000万円貯めてセミリタイアする」

という目標を立てた場合、
3,000万円は本当に貯められるのだろうか?
という不安を述べる人は多いですが、

「果たして自分は50歳で3,000万円貯まったら、
 本当に自分は会社を辞められるのだろうか?」

という問題設定をする人は少ないように思えます。

ただ、潜在的にこのような不安を持っている人も含めれば、
こんな感じの疑問を持っている人は意外と多いのでは?
と思ったので、自分の考えを記載しました。

セミリタイアはそれなりの資金はやはり必要ですので、
その為の準備はある程度の長期戦にならざるを得ません。
その過程でセミリタイアに対する考えも少しずつ変化するかと思います。

「セミリタイアなんてする度胸はオレにはなさそうだ...」

という方も、真剣に100歳までの資金シミュレーションとか、
このまま会社で働いた場合に訪れる未来であるとか、
色々考えていくうちに見えてくるものがあると思います。

もちろん、その結果「働けるまで会社にしがみつく」となっても、
それはそれで、セミリタイアという異質な生き方とは決別できるわけで、
無駄な時間ではないんじゃないかな?

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2021年2月21日日曜日

セミリタイア計画で医療費をいくらと見積もるべきか?

20代~30代で50代以降の体調を予測するのは困難


昨日は2020年の医療費が9万2千円だった話をしましたが、
実は2019年は10万円をちょっと超えていて、
これでも少しは安くなっていたのです。

2019年はCTや胃カメラなどの検査費用がかさんだことや、
耳鼻科に医療費をぼったくられたこともあって
(明らかに不要な検査・投薬があった)、
医療費が跳ね上がりました。

こういった経験を踏まえて考えますと、
自分が30代でセミリタイアを考え始めた時に想定していた50代とは、
かなり違ったものになってきていますね。

セミリタイア計画を練るときには、
もう少しこの点を吟味する必要はあったかと思います。

この点を踏まえて巷間のセミリタイア計画を見ると、
ちょっと危ういものを感じる部分もあります。

中途半端に高額な医療費


年間100万円以下の超緊縮型のセミリタイア計画を立てていた場合、
医療費が年間10万円ともなると計画は大きく狂うことになります。

高額な医療費については高額医療費支給制度があるから大丈夫!
というのは誤った考えではないかもしれませんが、
年間5万円とか10万円とか、
何気に無視できない医療費を支払う可能性はそれなりに高いのですが、
この辺を想定していないケースが多いように見受けられます。

年間5~10万円程度の医療費を想定しておくべきか?


ちなみに私の周囲の50代の人で、
健康診断結果がA1~A3の範囲で納まっている人はほぼいません。

尿酸値、コレステロール、血糖値の問題で定期的に通院している人も多く、
通院していない人の中でも「要再検査」を無視しているから!
なんて人も結構な数います。

この辺を踏まえて考えますと、
セミリタイア計画でも医療費は、
年間5万円~10万円程度は見ておいた方が良いのかと思います。

70歳から医療費を含むすべての経費を年金を賄い、
50歳までは雑費に含まれる程度の医療費しかかからないと仮定すると、
50歳~70歳までの医療費は20年間で年間5万円~10万円として、
100万円~200万円くらいは医療費としてキープしておくべくかな?
とそんなことを考える次第です。
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2021年2月20日土曜日

2020年度医療費は9万2千円!2021年度は半減を目指す!

2020年度の医療費は9万2千円!


確定申告作業をちょこちょことやっておりますが、
その中で2020年度を振り返ってみると、
医療費がやはり高いな~という印象を受けました。

2020年度の医療費は9万2千円(自己負担額、投薬料含む)と、
私の家計をかなり圧迫しています。

2021年度はこれをいかに圧縮するかがキーポイントとなります。

医療費が高額になる理由


私の医療費の内訳をざっくりと分けると以下の4つです。

① 内科:     6万1千円   
② 整形外科: 2万5千円
③ 皮膚科:    2千円
④ 歯科:               4千円
-------------------------------------
                    9万2千円

①の内科は持病となった逆流性食道炎の治療で通っているものですが、
花粉症や風邪の治療もここに含まれます。

②の整形外科は当ブログでもレポートした五十肩の治療で要した費用で、
9割方完治しているので来年度はかからない予定です。

③の皮膚科は確かできものができてのスポット治療。

④の歯科は定期健診と歯石除去ですので、毎年かかる費用です。

逆流性食道炎完治が課題


上記の医療費の内、歯科の定期健診、内科の花粉症関連は必要経費ですね。

歯科は本来、年2回行くべきだったのを、
コロナ引きこもりの影響もあって1回となったので、
実際は2倍のコストを見込むべきです。

花粉症は花粉の飛散状況にもよりますが、
1万円程度でしょうか?

なので、理想的な医療費は2万円程度でしょうね。

整形外科は今年は費用は掛からないと思いますので、
やはり問題は逆流性食道炎の完治にかかっています。

今現在、1か月弱の禁酒、禁揚げ物を実行しており、
ちょっと本気で治しにかかってはいますがどうなることやら...

ちなみに昨年1月にパタヤで食中毒になって現地病院に駆け込んで、
治療費は3万5千円程かかりましたが、
こちらは海外旅行保険で賄いました。

海外旅行保険付クレジットカードを持っていなかったら、
出費はより悲惨なものになっていましたね。
 
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2021年2月19日金曜日

セミリタイア目標金額は3段階で考えたらどうだろうか?

セミリタイア目標金額は一つではない


先日、セミリタイア目標資金が貯まったら、
仕事は最低限のものしかやりたくなくなった!
という話を書きました。

ここでさらっと「セミリタイア目標金額」という言葉を書きましたが、
私にとって「セミリタイア目標金額」は一つではありませんでした。

〇歳で〇千万円貯める!という目標だけ設定すると、
会社のベストな辞め時を逃す可能性があります。

この点について考えますと、
セミリタイア目標金額は3段階くらいで考えた方が良いのでは?
ということを思います。

「ベースプラン ± 5年」という考え方


セミリタイアのエントリーラインは2,000万円~3,000万円と言われていますので、
セミリタイアへの貯蓄目標を

「45歳で2,500万円貯めてセミリタイア」

と仮に致します。

これをベースプランにして、
3段階でセミリタイア貯蓄額を設定致します。

① 前倒しプラン:40歳で2,000万円貯める
② ベースプラン:45歳で2,500万円貯める
③ 後倒しプラン:50歳で3,000万円貯める

セミリタイア後に割く労働時間や生活レベルを綿密に計算して②を設定していても、
45歳まで順風満帆にサラリーマン生活が継続するとは限りません。

突如、異様なまでに自分と合わない上司が転勤してきたり、
遠方への転勤を命ぜられるということもあります。

お金が全くなければ、ある程度は会社の命令に従わなければいけませんが、
セミリタイア後に想定より多く働く、
あるいは生活レベルは若干落ちるにしても、
サラリーマンを継続するよりはましだろう!
という貯蓄レベルというものはあると思うんですよね。

上記ではこれを ①の40歳で2,000万円という水準に設定してます。

40歳の時点でこの目標に達成すれば、
この時点での仕事内容や今後の5年の事を考えて、
いますぐ会社を辞めるのが良いか?
はたまた、当初の目標である45歳まで働くのが得か?
この辺をじっくり考えればよいかと思います。

セミリタイア開始を後倒しにするメリット


上記とは逆に、当初の目標通り、
45歳で2,500万円を貯めたケースでも、
サラリーマンを継続する方が良い場合があるかと思います。

45歳で正社員の給料というのは、
セミリタイアしてから派遣とかで働くことに比べて、
格段に給料が良いことが多いかと思います。

45歳での仕事がそれほど苦痛でもなかったら、
セミリタイア後の労働を減らすため、
あるいは、老後により良い生活をするために、
きりの良いところまで働くのもありかと思います。

例えば、1年間サラリーマンを継続することによって、
セミリタイア後に5年間は全く働かなくて良いとすれば、
トータルで見た場合の自由時間は増えるのではないかと思います。

もっとも、特別面白くもない仕事をダラダラ続けるのは避けなければいけません。
なので、

「絶対に〇歳までには会社を辞める」

と言ったレベルも設定しておいた方が良いでしょうね。

ちなみに私の実際のセミリタイアは上記の③に近い形ですね。
目標金額というよりは、50歳という節目を意識した部分はあります。

ここをもしきちんと自分の中で決めておかなかったら、
引き止められてずるずると働いてかもしれません。

自由なセミリタイア生活を3年以上経過した今となっては、
それはちょっとゾッとする話です。

 
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2021年2月18日木曜日

謎の老女 ~ ケチなのかお金が本当にないのか? ~

図書館で見かけた謎の老女


昨日、エレベーターで一緒になった老女にある種の衝撃を受けました。

その女性はおそらく70歳~75歳くらいで、
一見小奇麗に見えなくもなかったのですが、
よく見るとカバンや服などボロボロです。

特に合皮のカバンはところどころ剝げ落ちており、
また、ファスナーは壊れているらしく、
カバンが開いた状態になっています。

マスクはしているのですが、
その不織布マスクは毛羽だって汚れも目立ち、
明らかに使いまわしているのがわかります。

最初は生活困窮者かと思ったが...


最初の印象は普通のおばあさん、
次いで生活困窮者なのかなと思ったのですが、
全体的な雰囲気からちょっとそれとは違うのでは?

肌艶の血色の良さから食べ物に困っている感じではなく、
立ち振る舞いも生活困窮者のそれではありません。

どうも、極端な倹約者、はっきり言えば「ケチ」なのではないか?
そんな疑いを持ちました。

年をとってから極端な節約はしたくない


私がセミリタイア生活に入り、
日々の生活で老人との接点が増えたことによって、
サラリーマン時代と比べて考えが変わったのが、
「老後の過ごし方」です。

老人になると食べる量も減り、外出する機会も減るだろうから、
老後はあまりお金を使わないという前提で、
セミリタイア計画を立案されている方も多いです。

私もそういう計算をしていましたが、
老後は重いもの(お米とか水)などはすべて通販、
また、自炊の頻度を今より減らしたいという思いが増えて、
今より必ずしも生活費が下がらない、
というより下げたくないかな?
という風に考え方が変わってきました。

これに加えて、外見的なものについても、
最低限キープするラインというものはやはり必要かな?
という思いを強くした次第です。

前述の老女の方が本当に生活に困窮していたら申し訳ないですが、
行き過ぎた倹約というのはどうなんでしょうか?
結構、心がすさんでくるし、
老後は特にしんどいような気がしますね。

まあ、この辺は人によって考え方は違うのでしょうが、
とりあえず、不織布マスクの使いまわしはやめたほうが良いですね。
それだったら、安い布マスクを洗って使うべきじゃないかな??
ここだけは明らかに節約の方向性が間違っているかと...
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2021年2月17日水曜日

「セミリタイア目標金額は貯まったがサラリーマンは辞めない」は理想かもしれない

弐億 貯男さんの著書を読む


弐億 貯男さんの著書「10万円から始める! 割安成長株で2億円」を読みました。

著者の提唱する割安成長株を見つけるポイントがわかりやすく書いてあり、
なるほどと思うところは随所にありました。

一方、本書の内容はエントリーレベルに留まっている感はあるので、
投資に詳しい方だと不完全燃焼という印象を持つかもしれません。

ただ、私個人がこの本を読んで一番印象的だったのは投資のトピックスではなく、
セミリタイアに関係するところです。

それはセミリタイアできる目標金額が貯まってからの心境の変化に関するものです。

目標金額が貯まってから仕事により集中?


私のセミリタイア資金は2億円からは大きくかけ離れていますが、
それでも私が最初に設定した目標金額を達成してから感じたのは、
仕事をするのが苦痛で仕方なかったということです。

ただ、著者はこの辺は大きく異なっています。
例えば、

" そこそこの資産が貯まってくると、人事評価を気にせず、いいものはいい、ダメなものはダメだと、明快な意思表示に基づいて、思い切った仕事がこなせるようになります。会社をクビになったとしても、路頭に迷う心配がないと思えたら、仕事でも守りに入る必要がなくなるのです。(p143)"

と書かれています。


人事評価を気にしなかったのは私も同じですが、
思い切って仕事に取り組もう!なんてことは全く思いませんでしたね。

仕事については最低限のことだけやろう、
とにかく自分の仕事を増やさないようにしようと心がけていました。

私の場合は、自分の好きでもない仕事を長年やらされていたからですが、
これが多少なりともやりがいのある仕事だったら、
あるいは保有資産がもっと多かったら、
この辺の心境というのは変わるのかもしれないな~
ということを考えました。

やはり金銭的な制約でできないことは多い


節約系セミリタイアラーの中には、

「これ以上お金があっても買いたいものはない!」
「節約すること自体が楽しい!」

という方もいますが、私はちょっと違うかな?という感じで、
その気持ちは高まりつつあります。

金銭的な制約でできないことって結構ありますんで...

60歳くらいまで充実したサラリーマン生活を送って、
その分貯蓄も年金受領金額も増えて、
60歳くらいから2ランク上くらいのリッチなリタイア生活が送れれば、
50歳からのセミリタイア生活と比べて、
人生トータルで見た場合は充実しているかもしれません。

ただ私の場合、60歳まで働いてもろくなことがなかったでしょうから、
50歳で会社を辞めたのは正解だというだけです。

2億円あっても会社を辞めないような仕事...
そんな仕事に出会いたかったですね。

 
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2021年2月16日火曜日

新生銀行の運用相談でJCBギフトカード1,000円を貰ってきた

新生銀行へ行ってきた!


新生銀行からのダイレクトメールで、
来店相談をすると「JCBギフトカード1,000円」が貰える!
というキャンペーンのお知らせを受領しました。

こちらは限られた顧客への限定プログラムのようですが、
ちょうど都内へ出かける用事もあり、
都合の良い時間にアポイントメントがとれたので、
新生銀行まで行って参りました。

コンプライアンス重視は徹底


新生銀行は空中店舗が多く、
私が訪問した店舗もオフィスビルの一画でした。

応接室に通されて、エビアンなどを飲みながら話を聞いていると、
自分が富裕層になったかのような錯覚を覚えます。

最初に資産状況を聞かれて、
その後にリスク許容度を判定、
それに適した金融商品を勧めるというスタイルでした。

昨今の情勢もあってか、無理に金融商品を勧められることもなく、
リスクの説明はかなり綿密に行っているのが印象的でした。

ひたすら「お勧め商品」をお願いするというスタイルは、
まともな銀行では過去のものとなったのかもしれませんね。

お勧めはジャナス・セレクション


ソニー銀行でほったらかしの外貨預金があるという話の流れからお勧めされたのは、
「ジャナス・セレクション」という投資信託です。
米ドル建てで購入する投資信託で申込手数料は0円ということです。

中でも「ジャナス・フォーティ・ファンド (米国株式 - 成長株式)」については、
2%程度の管理報酬を支払うものの、
過去の実績ではS&P500やダウ平均に比較しても、
良い運用成績をおさめているとのこと。

私は資産のごく一部がインデックスファンドで、
アクティブファンドは一切持っていませんが、
ちょっと面白いかも?と思いました。

たまに金融機関の人の話を聞くのも、
多少の刺激になったという印象です。

※ 投資は自己責任でお願いいたします。

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2021年2月15日月曜日

【必須家電】サラリーマン:全自動洗濯乾燥機、セミリタイア後:布団乾燥機

サラリーマン時代の必需品:全自動洗濯乾燥機


サラリーマン時代に乾燥機能付洗濯機を持っていないとき、
悪天候が続いたときなどは、
明日着ていく下着のストックがない!
などという事態が生じることがありました。

そういった場合は時間的に余裕があればスーパーに買いに走り、
そうでなければ手洗いで1日分だけ洗濯して、
アイロンをすぐかけて当座をしのぐという対応をしていました。

全自動洗濯乾燥機を購入してからは、
悪天候が続こうが関係なしで、
出勤前にボタンを一つ押せば帰宅後には
ふっくらと洗濯ものが仕上がっているので、
大変便利になりました。

洗濯ものを干すのも結構な重労働なので、
サラリーマンの貴重な家時間の有効活用のためにも、
全自動洗濯乾燥機は必須だと思いましたね。

セミリタイア後は洗濯ものを干す時間くらいはある


セミリタイア後は時間もできましたので、
洗濯ものを干す時間くらいは十分にあります。

電気代節約、衣類の傷み防止のために、
洗濯物は極力干すようにはしています。

ただし、冬に気温が上がらない日が続くときなど、
やはり乾燥機能がついていた洗濯機があると安心ですね。

雨の予報の本日、乾燥機が回っている中、
この記事を書いております。

セミリタイア後は布団乾燥機が大活躍


サラリーマンを辞めてから圧倒的に増えたのが睡眠時間。
睡眠は質的なものもこだわっていきたいですね。

そこで購入したのが布団乾燥機です。
もともとはダニ対策で購入したのですが、
乾燥後は布団がふっくらとした感触になって、
睡眠の質は格段に向上したと思います。

今では、布団乾燥させていない布団で寝ますと、
ちょっと湿っぽい感じがして、
なんとなく寝心地が悪く感じてしまいます。

布団乾燥機は4,000円くらいのものもありますが、
10,000円も出すと結構良いものが買えますので、
QOLを考えたら必要経費とみても良いのではないかと思いますね。

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2021年2月14日日曜日

「余人をもって代えがたい」のは後継者を育ててないから

森喜朗さんの後継者が決まらない


森喜朗さんが東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の会長を辞任され、
川淵三郎さんが後任に決まりかけましたが白紙撤回、
後継者がなかなか決まらない事態に陥っています。

森前会長の手腕を高く評価する方々からは、
「余人をもって代えがたい」
つまり、森前会長程の仕事をこなせる人はいないという声が聞かれます。

ただ、そもそも論としてですが、
特定の一人に過度に依存する組織というのは脆弱すぎるわけで、
会長にもしものことがある場合はこうしよう!といった、
不測の事態が生じた場合のことは想定しておくべきだったのでは?
という印象を持ちました。

私のサラリーマン時代にも、
「余人をもって代えがたい」
と言われている人は何人かいましたが、
なぜ彼らが余人をもって代えがたかったのか?
すべてに共通するのは

「後継者を育ててないから」

というものです。

後継を育てない技術者


例えば工場で、研究開発業務的なものは一人でやって、
いざその人が転勤となると代わりにできる人がいない!
というようなパターンがありました。

これなどは、トップが技術伝承についてきちんと管理していないのがダメで、
一人のできる人にすべてを依存しすぎるのが問題です。

そして、いざ中核の人がいなくなるとわかって、
はじめて慌てるというのはダメなパターンです。

本当にすごい人はいると思いますが少数


一代で大企業を築き上げた人など、本当にすごくて、
余人をもって代えがたい人はそれなりにいらっしゃるかと思いますが、
サラリーマンベースで見た場合はごく少数だと思いますね。

ちなみに、自分で自分を余人をもって代えがたい!なんて言っていた人は、
たいていの場合は人並み以下の実力しかなかったです。

「オレがいなくなったらこの事業はガタガタになる」とか言って、
給料が半分以下の若手が代わりに来たら業績がアップした!
なんていうのはよくある話でしたね。
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