2021年2月12日金曜日

61歳で「早期リタイア」はけしからん! ② 60歳で3,000万円もあるのに定年延長?

60歳で3,000万円あっても定年延長


昨日の話にでてくる61歳で”早期退職”した人ですが、
60歳の時点で退職金を含めて3,000万円程の資産があったそうです。

誰もが知る企業(実名を聞きましたが、日本人で知らないひとはいない!)で、
新卒から60歳まで勤め上げているので、
将来受給できる年金的にも問題なさそうです。

となれば、夫婦二人で60歳から毎年400万円使うとしても、
65歳で1,000万円程残りますので、
65歳からは年金生活 + 手持ち資金1,000万円なら余裕なので、
60歳で会社を辞めてもよかったんじゃないかと思います。

それこそ、身体の動くうちにやりたいことをやるという観点からみたら、
60歳~65歳の5年間はめちゃめちゃ貴重ですからね。

61歳で3,000万円の遺産相続


ただ、この方の場合は定年延長後1年が経過してから、
3,000万円の遺産を相続することとなります。

となれば、推定資産額は61歳で6,000万円!
これなら流石に会社を辞めさせてもらうわ!というわけです。

この方の価値観的には60歳で3,000万円で引退なら不安だが、
61歳で6,000万円なら不安は全くないよ!ということで、
まあ、そういう考えの人もいるだろうな!という感じです。

お金の問題ではなく働かないのはけしからん!


さて、ここまで聞いた時点で、会話の最初で70歳過ぎの現役の自営業者達の意見、
「61歳で会社を辞めるのはけしからん!」
という発言を改めて考えてみると、
お金がいくらあってもせめて65歳までは働けよ!
という価値観なんだな...というのを改めて思います。

しかし、遺産相続した男性の価値観を鑑みると、
遺産相続後にすぐ会社を辞めたわけですから、
本当は働きたくなかったんだということがわかりますね。

セミリタイア界隈だと3,000万円あれば30歳とか40歳でもセミリタイアですが、
60歳で3,000万円持っていても定年延長、
60歳で6,000万円でももっと働け、
価値観は人それぞれなんだと実感しますね。
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