2021年2月22日月曜日

「セミリタイアなんて無理」だと思っていた一番の理由はお金じゃないですよ!

30代で本格的にセミリタイアを目指した時


30代でセミリタイアを目指し始めた時ですが、
心の奥底ではセミリタイアなんてできないだろうな~、
と思っていた節はあります。

これは断じてセミリタイア資金の問題ではありません。

そうではなくて、単純に、
定年を10年とか前倒しにして無職になるという度胸があるか?
なんやかんやでその度胸は自分にはないんじゃないか?
そんな風に思っていたからだと思います。

10年間も考え続ければ正解はでてくる


最終的にはこの問題を解決して会社に辞表を叩きつけるわけですが、
それではこの問題をどうやって解決したか?

それは10年スパンで、
サラリーマンを継続した場合の人生と、
セミリタイアして経済的制約はあるにしても
自分の好きなことをする人生とを日々考えていれば、
どちらが良いかは自ずと答えが出てきたということです。

長年にわたる冷静なシミュレーションの結果の前には、
世間体だとか老後、あるいは人と違うことをすることに対する不安、
このようなことは徐々に吹き飛んでいくのではないかと思います。

セミリタイア準備は長期戦、あせらずスタート


例えば、

「50歳で3,000万円貯めてセミリタイアする」

という目標を立てた場合、
3,000万円は本当に貯められるのだろうか?
という不安を述べる人は多いですが、

「果たして自分は50歳で3,000万円貯まったら、
 本当に自分は会社を辞められるのだろうか?」

という問題設定をする人は少ないように思えます。

ただ、潜在的にこのような不安を持っている人も含めれば、
こんな感じの疑問を持っている人は意外と多いのでは?
と思ったので、自分の考えを記載しました。

セミリタイアはそれなりの資金はやはり必要ですので、
その為の準備はある程度の長期戦にならざるを得ません。
その過程でセミリタイアに対する考えも少しずつ変化するかと思います。

「セミリタイアなんてする度胸はオレにはなさそうだ...」

という方も、真剣に100歳までの資金シミュレーションとか、
このまま会社で働いた場合に訪れる未来であるとか、
色々考えていくうちに見えてくるものがあると思います。

もちろん、その結果「働けるまで会社にしがみつく」となっても、
それはそれで、セミリタイアという異質な生き方とは決別できるわけで、
無駄な時間ではないんじゃないかな?

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3 件のコメント:

  1. 時間を何にどう使うかが問われる訳ですね。
    これはセミリタイアしようがしまいが、常に
    問われていることなのでしょう。見なかったことに
    して過ごしている場合も多いでしょうが。

    確かに資金準備だけに集中する生活は既に何かを失っていますし、
    必要と計画したお金が貯まったからといって、その時点で
    おかれている環境や自身の思いがどこに向いているのかで、
    選択は変わってきますね。「そのときの自分に任せる」という
    ほのかなゆとりが必要なのかなと思いました。


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    1. ご指摘の通り、10年後は周辺環境も自分の考えも変わってくるでしょうから、とりあえず資金を貯めはじめて、何かの節目に生活を見直していけばよいかと思います。

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  2. 大転換を遂げられたさすけ三世閣下ですから、次の展開があるとしても華麗にクリアと思います。

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