2021年2月18日木曜日

謎の老女 ~ ケチなのかお金が本当にないのか? ~

図書館で見かけた謎の老女


昨日、エレベーターで一緒になった老女にある種の衝撃を受けました。

その女性はおそらく70歳~75歳くらいで、
一見小奇麗に見えなくもなかったのですが、
よく見るとカバンや服などボロボロです。

特に合皮のカバンはところどころ剝げ落ちており、
また、ファスナーは壊れているらしく、
カバンが開いた状態になっています。

マスクはしているのですが、
その不織布マスクは毛羽だって汚れも目立ち、
明らかに使いまわしているのがわかります。

最初は生活困窮者かと思ったが...


最初の印象は普通のおばあさん、
次いで生活困窮者なのかなと思ったのですが、
全体的な雰囲気からちょっとそれとは違うのでは?

肌艶の血色の良さから食べ物に困っている感じではなく、
立ち振る舞いも生活困窮者のそれではありません。

どうも、極端な倹約者、はっきり言えば「ケチ」なのではないか?
そんな疑いを持ちました。

年をとってから極端な節約はしたくない


私がセミリタイア生活に入り、
日々の生活で老人との接点が増えたことによって、
サラリーマン時代と比べて考えが変わったのが、
「老後の過ごし方」です。

老人になると食べる量も減り、外出する機会も減るだろうから、
老後はあまりお金を使わないという前提で、
セミリタイア計画を立案されている方も多いです。

私もそういう計算をしていましたが、
老後は重いもの(お米とか水)などはすべて通販、
また、自炊の頻度を今より減らしたいという思いが増えて、
今より必ずしも生活費が下がらない、
というより下げたくないかな?
という風に考え方が変わってきました。

これに加えて、外見的なものについても、
最低限キープするラインというものはやはり必要かな?
という思いを強くした次第です。

前述の老女の方が本当に生活に困窮していたら申し訳ないですが、
行き過ぎた倹約というのはどうなんでしょうか?
結構、心がすさんでくるし、
老後は特にしんどいような気がしますね。

まあ、この辺は人によって考え方は違うのでしょうが、
とりあえず、不織布マスクの使いまわしはやめたほうが良いですね。
それだったら、安い布マスクを洗って使うべきじゃないかな??
ここだけは明らかに節約の方向性が間違っているかと...
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4 件のコメント:

  1. その高齢女性(そう見えるだけ?)は、
    民生委員の集中訪問対象に思えます。
    ・整容に問題ありで、自覚なし。
    ・適切に関わる家族なし。
    ボーダー的に病の部類に入る可能性を感じます。
    仮に倹約をこじらせたケチ病だったとしても、
    壊れた鞄(しかも合皮)を堂々と持って歩く状態は、
    カワリモンを超えていましょうね。

    高齢者の支出問題は、医療費を除き、特に生活の基本となる
    食の部分で差が大きくなるとは思います。ただ、配食サービスは
    比較的安価(非課税の世帯はマジ安価)ですし、そこそこの
    年金で暮らす分には、日本は恵まれていると思います。

    高齢者の整容は、若い時以上に手がかかるもの。
    そして、きちんとしていること事態が、頭の健康に
    大きく影響します。特に独居の場合。ですから、
    今想像しているよりお金がかかるとすれば、
    項目は、理美容、清潔保持、衣類などの管理、になる
    でしょうか。衣類については、今から良いものを
    長く使うようにシフトしておく必要も感じます。

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    1. 服装から悪臭が漂っているとかいうことは全くないので、
      単純にケチなのかな?と思いました。
      ある意味、服装はきちんとはしている、
      ただボロボロになっても使っているというイメージでした。

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  2. 帝国の三越バザールに張り切って参戦するタイプでしょうか。

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    1. 高級品は高級品で持っているというタイプの可能性も、
      わずかながらあるような気はします。

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