2019年10月21日月曜日

現代人は90歳まで働くらしいですよ!何言ってんだかね!

90歳まで働くてはいけないが本当か?


「格差社会の生みの親」と言われる竹中平蔵先生が、
「FIRE」運動やセミリタイア志向とは真逆の事をおっしゃっています。

"意外と意識している人はまだ多くないのですが、私たちはこれからすごく長寿の時代を生きることになります。たとえば100歳まで生きるとすると、90歳くらいまでは働くことになるでしょう。でも、約70年間1つの会社で働くなんてありえないですから、どこかで転職をすることになる。そうしたときに、専門性が身に付いていない人は生き残れないわけですね。"  
竹中平蔵「現代人は90歳まで働くことになる」 
世の中、毎日のように「人生100年時代」と大騒ぎしているように思えますが、
竹中先生によれば、そのことについては
「意外と意識してる人はまだ多くない」
そうです。

それはさておき、専門性が身についていない人は生き残れないけど、
90歳になっても職が見つかる社会というのは、
私にはイメージができませんね。

60歳までなら働くのはしょうがないと思っている人でも、
90歳まで働かなければいけないとなると話は別物です。

少しでも早く仕事を辞めるにはどうしたら良いか?
本気で考える人が増えていくように思えます。
そのための近道はやはり貯蓄&投資、節約生活となると思います。

高収入を目指して転職するとか、
スキルを身に着けようという人よりは多いんじゃないかな?

そこで「意外と意識している人はまだ多くない」のですが、
まじめにこの辺を計算してみると、
90歳どころか60歳まででも全く働く必要がない!
世の中、思ったより必要なお金は少ない!
ということが浮き彫りになってきます。

私は竹中氏のように「長く働く必要がある」という論陣を張る人の存在が、
むしろセミリタイア志望者を増加させている気が致します。

働き方改革で仕事量は減っていない!


それよりも驚いたのが次の発言ですね。

"昔は上司に付き合って意味のない残業をしたり、付き合いで飲みに行って上司の自慢話を聞かされたりする時代だった。でも、今は働き方改革でそういったことから解放され、恵まれた環境になりつつありますね。"  
竹中平蔵「現代人は90歳まで働くことになる」 
働き方改革で起こったのは典型的な出来事は、
会社を定時で追い出されることで、
仕事を家で無給でやる時間が増えたということではないでしょうか?

働き方改革でムダな仕事が減ったとかいうのはTVとかではたま~に見ますが、
私の周りで聞いたことはないですね。
実際問題、仕事量は減っていないのが現状かと思います。

あと、飲み会の回数と働き方改革は無関係です。
むしろ会社を早くでなければいけない分、
飲み会の回数が増えるリスクがあります。

仕事が終わらないのに会社を出なければいけない、
(暇な)上司の飲みの誘いは断れない、
残業代は出ない、
飲み会の後に家で仕事、
働き方改革恐るべしなのです。

この辺りの現状認識が異なる方とは話ができないな~
というのが率直な印象ですが、
政府が頓珍漢な政策を打ち出すのが何故かが
ちょっとだけわかったような気がしました。

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2 件のコメント:

  1. なんでまたこんな人材あっせん業の人を政府をこんなに優遇するのか?
    日本を壊したいのだろうか?

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    1. 日本を潰したい勢力がバックにいるのでしょうね。

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