2019年6月16日日曜日

追い出し部屋に行くよりセミリタイア

東芝系社員 × 追い出し部屋


久しぶりに「追い出し部屋」のニュースを聞きました。
未だにこのようなことが行われているのですね。

東芝系社員、退職拒み単純作業 「追い出し部屋」と反発

東芝が100%出資する主要子会社にこの春、新しい部署ができた。
そこには希望退職に応じなかった社員らが集められ、
社内外の多忙な工場や物流倉庫で単純作業を命じられている。
東芝は「適切な再配置先が決まるまでの一時的措置」だと説明するが、
社員からは「退職を促す追い出し部屋だ」との反発が出ている。

(引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190615-00000005-asahi-soci )

詳細はこの記事からだけですとわかりませんが、
一応きちんとした仕事が与えられているので法的にはセーフっぽいです。
ただ、高齢になってからいきなり肉体労働系の単純作業、
これは辛いでしょうね。

セミリタイアという発想で乗り切る手はなかったか?


この手の話がでると、

「他社でも通用するスキルを身に着けなかったのが悪い!」

みたいな話が必ず出てきます。

ただし、他社で自分よりはるかに能力の低い人がいても、
その人を簡単にクビにはできないのが今の日本ですから、
そもそもそう簡単に転職などできないのです。

それよりも、追い出し部屋なんぞに行くくらいなら「セミリタイア」、
こういった発想の方が良いのではないでしょうか?

仮に「仕事人間」を自任するかたとて、
セミリタイアというファクターが入るのであれば、
人生の選択肢として好ましい順序はこちらになるのではないでしょうか?

① 自分のスキルの活かせる仕事でバリバリ働く

② のんびりとセミリタイア生活を過ごす

③ 高齢なのに不慣れな肉体労働でこき使われる

このケースで言えば、残念ながら、この方々に ① の選択肢はないのです。
そもそも転勤OKの職場に就職したのだから、
追い出し部屋まで行かなくても、
とてつもなくいや~な職場に行くリスクを常に抱えているのがサラリーマン。
その意味をもう少し考えるべきなのです。

もちろん、ある程度のお金がなければ ② の選択肢は取ることはできませんが、
40 ~ 50歳くらいで訪れるかもしれないリストラに備えることは可能だったはずです。

実際にセミリタイアするかどうかは別にして、
セミリタイア資金を貯めることは意義があります。
これは、②と③のどちらが良いかを考えれば明らかでは?

①が第一希望だが、③になりそうだったら②へシフト。
この生き方もありかと思います。

運よく定年まで好きな仕事ができれば、
セミリタイア用に貯めたお金は豊かな老後資金に転用できます。

どちらにしても悪い話ではありません。

こういった「リスクヘッジとしてのセミリタイア」という発想は、
終身雇用崩壊の時代には有効だと思いますが、
世間一般では超マイナーな発想なんでしょうね?

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