2019年6月4日火曜日

「沈没」と「外こもり」 ④ 沈没者の拠点だった旧台北旅社 (W22 by Burasari) へ宿泊する

台北旅社 ~ バンコクの沈没者の愛した旅社 ~


バンコクの沈没者が好んで滞在していたのはジュライホテル、楽宮旅社、
そして台北旅社です。

私が初めてバンコクへ行った30年前に旅先で良く言われたのが、
「ジュライとか楽宮なんか泊まっちゃダメだよ!」
という先輩バックパッカーのアドバイスでした。

ドラッグや売春に溺れている長期滞在者が多いのがその理由ですが、
単純に衛生面から泊まらないという方も多かったです。

それに比べれば台北旅社は結構まともで、
普通の旅行者も多く宿泊していたイメージがあります。
私も一度だけ泊まった記憶がありますが、
まあ、普通の安宿だった印象しかありません。

(閉鎖直後の台北旅社)

(フロント跡 - 安宿感が出てますね)





































そんな台北旅社も2015年5月で営業を終了して、
取り壊されるという噂でしたが、
W22 バイ ブラサリ (W22 by Burasari)としてリニューアルOPENしました。

いかにも怪しげな雰囲気だった建物内部はすっかりとリニューアルされ、
普通のおしゃれなホテルになりました。

(フロントは現代的にリニューアル)


















こちらの吹き抜けは今見ればおしゃれですが、
往時は何か廃病院のような雰囲気だったのを思い出します。

(今ではお洒落だけど昔は不気味だった!)

















取り壊される直前は1泊1,500円程度だった宿泊費も4,000円にアップ、
それでもバンコク内ではリーズナブルな料金と言えますね。

(部屋は普通に綺麗です)


















30年前に泊まったホテルに改めて泊まれば、
色々と考えることもあるかな~と思いましたが、
あまりそんなこともなかったですね。

今の自分がバンコクでロングステイするとすれば、
やはりこの辺りではないでしょうね。

30年も経つと色々と考えも変わってきます。

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