2023年6月12日月曜日

セミリタイアで重視すべき点 ④ サラリーマンへの未練だけは完全に断ち切るべき!

資産さえあればなんとでもなるが...


セミリタイアに対する私自身の経験とスタンスをまとめますと、

・セミリタイア後の労働は一切充てにすることなく
・手持資産だけで何とか逃げ切れる資産を築けば
・後のことはゆっくり考えれば良い

と言ったところになります。

ただ、これに敢えて補足をするとすれば、

サラリーマン(仕事)への未練は完全に断ち切っておくこと

というのが挙げられると思います。

会社が嫌で辞めるのでは?


こういう発言をすると、

セミリタイアを希望するのは会社や仕事で嫌で辞めるのでは?

という疑問が湧いてくるかと思います。

私自身も、会社・仕事ともに嫌で辞めようと思うようになり、
実際に会社を辞めた段階では、もうウンザリという気持ちになっていました。

しかしながら、そもそも入社する段階でどうだったか?
ということを思い返してみれば、
それなりの希望を持ってサラリーマン生活をスタートさせています。

それが自分の思うように物事は進まず、
というか、最初の話とはまるで異なった方向へ進み、
会社や仕事を嫌いになっていったのではないかと思います。

逆に言えば、面接の時の話通りの会社であり、
パワハラ系の上司にあたりさえしなければ、
普通にサラリーマンを継続していたとも言えます。

私とて、そういった方向へ軌道修正される可能性は何度かありましたが、
結果的にはことごとく潰れました。

この辺りにどう見切りつけるのか?
最初の志にどこまでこだわり続けるのか?
というのは、人によっては難しい問題かもしれません。

未練なくサラリーマンを辞めるには?


最近はほとんど見ることはなくなりましたが、
以前はサラリーマン時代の未練ともとれる、
下記のような発言をセミリタイア系ブログで目にすることもありました。

「あのまま働いていれば出世できたかもしれない」
「会社の業績が良くなったので、
 会社を辞めなければ結構な額のボーナスが貰えてた」

私は出世する見込みもなく、
また、会社の業績が良くなってもボーナスが増える見込みもなかったので、
会社に対する未練は全くなく辞めることができましたが、
100%そのように感じることができたのは、
実際にセミリタイアする5年前の45歳くらいの出来事です。

それまでは、1~2%くらいとは思いましたが、
事態が好転する見込みはなくはなかったです。

まあ、セミリタイア後の人生というのは、
セミリタイア前よりも長いかもしれないので、
何らかの未練が残りそうな可能性がある場合、
それが完全になくなるまではサラリーマンを続けるのもありかと思います。

もっとも、そもそも働いたら負けとか、
最初っから嫌々働いている人とかは、
そんな心配する必要はないと思いますが...
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2 件のコメント:

  1. 両方を同時にenjoyすることはできませんので、決めたら決めた方の道をザクザク進むしかないと思いました。仮にサラリーマンを続けていたとして、その暮らしが将来楽になったかもしれませんが、定年した途端に健康を害してしまっていたことが分かるなんぞという落とし穴も用意されないとも限らず。落とし穴から這い上がるのに時を使う羽目になるなら、今目の前にある当面のストレス回避が第一選択となっても良いと思います。

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    1. 「定年した途端に健康を害す」というのを、仕事をしなくなって人生にハリがなくなったから...とする人がいますが、個人的には単に身体が悪いのを無理して働いていただけかな?と思います。おっしゃる通り、ここから這い上がるのは困難ですから、早めのリタイアが有効なケースは多いと思います。

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