2020年11月23日月曜日

【長生きリスク】 ~ 若い内に楽しめれば老後は多少貧乏でも良い?~

若い内に楽しむことは重要


年をとってからいくらお金を持っていもしょうがない!
若い内に楽しんでおかなければ!
というのはよく聞く話であり、
一面の真実があると思います。

例えば、年を取ってから歩くのもしんどくなれば、
旅行に行くとか美味しいものを食べに行くというのも困難になり、
結局、家にいる時間ばかりとなるかもしれません。

特に、65歳~70歳まで働くのが一般的となっている昨今、
仕事を辞めて引退したら好きな事をやろう!
と思ったら、好きな事などできない身体になっていた、
というリスクはそれなりに高いかと思います。

”アーリーリタイアをして30代~50代を楽しもう!”

生涯現役を尊重する風潮のアンチテーゼとして、
アーリーリタイアが一部で脚光を浴びるのは、
ある意味当然の流れかと思います。

長生きするリスクも同時に考える


一方、人生100年時代と言われています。

本当に100歳まで生きるかと言われると個人的には自信がないですが、
50歳男性の平均余命は32年以上ありますので、
82歳くらいまでは普通に生きることになるかと思います。

まあ、”念のため”90歳くらいまで生きるとすると、
考えなければいけないのが老後のことです。

若い内なら月10万円生活とかも創意工夫で楽しいものにできても、
その節約をする為に必要な体力が落ちてくると、
年を取ったらしんどくなるかもしれません。

老後もそれなりに楽しく


私は最近老後を充実するものにするためにはどうしたらよいか?
という事を考えることが多く、
この辺は改めて考えをまとめようとは思っていますが、
例えば、以下の費用くらいは支出できるといいなと考えます。

✓ 医療費 (お金がないから医者に行けないは避けたい)
✓ 食費 (宅配弁当くらいは普通に頼めるようになりたい)
✓ 身の回り (週1くらいで掃除を頼みたい?)

仮に65歳くらいで身体を動かすのがしんどくなるとすると、
90歳まで生きるとすると25年間もの間、
そういった状態で生活することになります。

25年間と言えば、40歳から65歳までと一緒ですが、
40歳から65歳まで楽しく生活できたのだから、
65歳以降は多少貧乏で不自由でも仕方ないな~
というのは若い内はそう考えるかもしれませんが、
実際65歳とかになってみると、
そう簡単に割り切れるとは思えませんね。

アーリーリタイア計画はこの辺をもっと考慮すべきかな?
という気持ちが実際に会社を辞めてから強くなりました。

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