2020年11月11日水曜日

セミリタイアしてから一度もスーツを着ていない ~ 青山商事が初の希望退職募集で思った事 ~

退職後、一度もスーツを着ていない


サラリーマンを辞めてから3年以上経過しましたが、
その間、一度もスーツを着ていません。

今後、スーツを着る機会があるとすれば、
冠婚葬祭の時くらいでしょうね。

もっとも、サラリーマン諸氏もテレワークの普及、
クールビズの浸透によってスーツを着る機会は減少しているようです。

そんなことを考えたのも、
青山商事が40歳以上を対象に、
400人の希望退職者を募集するというニュースを見たからです。

コロナが追い打ち


私がサラリーマン生活をスタートした1990年初頭は、
クールビズなどいう洒落た制度はなかったので、
一年中スーツでした。

30代で外資系に転職した際、
そこは最終的に1年中カジュアルでOKという職場だったので、
顧客訪問用のスーツを職場に一着置いておくだけ。

その後転職した会社でもスーツは冬だけでしたね。
夏はスーツを着なくてもOKで、
顧客訪問もカジュアルが一般的になりました。

(未だにスーツを着て行かないと怒る会社もあるようですが...)

そういう世の中ですから、
構造的にスーツ需要は減少しているところに、
コロナが追い打ちをかけたというところでしょうね。

入学式・入社式といった比較的高額のスーツを買う機会が、
ことごとく中止になったわけですから、
赤字転落も致し方ないところでしょう。

スーツのいらないセミリタイア生活


紳士服業界は青山商事だけでなくどこも厳しいでしょうから、
40代以上の再就職が大変なのは容易に想像がつきます。

こういう時に、異業種への転職をサポートする仕組みがあれば良いですが、
なかなか厳しいでしょうね。

ただ、スーツを着なくて良いことによって、
高額なスーツ代(クリーニングなどのメンテ費用も含む)が不要になるのは、
一般サラリーマンにとっては朗報というのも事実。

私はスーツが嫌だから会社を辞めたとは言いませんが、
首元が常に窮屈な状態で働くというのは、
やはり効率的ではないですよね?

スーツから離れて生活してみると、
この辺はしみじみと実感するところはあります。

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