2025年6月9日月曜日

ひろゆきさんの持ち家批判について ② ”老後に田舎の格安マンションを買う”はありか?

老後に安いマンションを買うという戦略


昨日紹介致しました、ひろゆきさんの持ち家批判の記事ですが、
年金暮らしで賃貸住宅が借りられなくなったらどうするのか?
という対策について以下のアイデアを出しておられます。

"たしかに65歳以上の年金暮らしの人が賃貸物件に引っ越すのは難しいだろう。70歳を過ぎると年齢だけで断られてしまう。とはいえ、先回りして家を買う必要はない。年を取ったときに貯めておいたお金で安いマンションを買えば済む話だ。リタイアしているのだから駅の近くでなくていい。あえて都会で暮らす理由もない。田舎に行けば300万円でマンションを買える。長閑な場所でゆったり余生を過ごす。老後のひとつの理想だと思う。現役時は賃貸、そして退職後は持ち家。人生の収支決算としてそれがいちばん安上がりなのだ。” (引用元) 【ひろゆき】「持ち家」と「教育費」はお金のムダ遣い!「人生の収支決算」的に、いちばん安上がりな方法とは?"
このご意見に対しては、賛成する部分とちょっとどうかな?という部分がありますね。

老後金銭的に苦しくなったら安い家を買う


私は資産が当初予定より早くなくなりそうになるとか、
年金改悪で貰える年金が大幅に減少するような事態に陥りそうになったら、
地方の安い物件を購入するというオプションもありだと思っています。

セミリタイア前にはその手の物件を何回か見に行ったこともあります。
ただ、本当に安い物件は車がないと厳しかったりもするので、
運転をしない私には、とりあえずはないかな~とは思いました。

とは言え、関東エリアであれば近隣に最低限の施設はあるところがほとんどで、
とても住めないという感じではない為、
今でも頭の片隅には選択肢としてはあるという感じです。

老後に田舎に住みたいか?という根本問題


ただ、ひろゆきさんがおっしゃるように、
”リタイア後にあえて都会で暮らす理由もない”
と言い切れるのか?は微妙なところかと思います。

私的には都会の利便性が高いというメリットについては、
老後こそ活きてくるのではないかと思い始めています。

買物や医療機関へのアクセスもそうですが、
私が毎日のように通うスポーツジムも田舎にはないところが多いです。

また、老後は友人達もリタイアするので、
交流もさかんになる可能性があります。

こういった状況で、一人だけ遠くにポツンと住むと言うのは、
理想的でないかもしれません。

実際に田舎に行く人は少数派?


私も実際に年金を貰うような年齢になって、
人生の最晩年は都会の喧騒を離れて暮らしたいと思うようになるかもしれませんが、
どうもその可能性は低いような気がしています。

実際問題、知人レベルで見ても、
リタイア後に生まれ故郷に戻る人はたまにいますが、
全く縁もゆかりもない田舎に引越す人は本当にレアですし、
そのレアな人も田舎暮らしに失敗して戻ってきたりしています。

なので、田舎のマンションに老後に住むと言うのは、
メインシナリオというよりは、
サブプランという位置づけではないか?
というのが、今のところの私の印象ですね。

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