2021年9月13日月曜日

FIRE失敗論で抜け落ちている視点 ② 上級サラリーマンのFIRE

上級サラリーマンがFIREを目指す理由


給料も高く、仕事にやりがいを持っているような人が、
FIREを目指して仕事を辞めたいと思うのは、
一見不思議に思えます。

しかしながら、そもそも経済的自由を達成する為には、
それなりの資金が必要になるわけですから、
彼らの方がよりFIREに近いポジションにいるわけです。

そんな上級サラリーマンの多くは忙しい日々を過ごしているでしょうから、
何かをきっかけとして日々忙しい生活に疑問を抱き、
もっと自由時間のある生活をしたいと思うようになるかもしれません。

そんな時に「FIRE」という考えに出会い、その生き方に賛同し
それを目指すという人が一定数でてくることは十分考えられる話です。

FIREへの助走期間が短いと失敗のリスクは高いかも


上級サラリーマンの中には、忙しすぎてお金を使う暇がない人もいます。
となると、30代で既にFIRE資金を持っている!
なんて人もいるのではないかと思います。

そこまでいかなくても、FIRE資金を2~3年で貯めれるような人だと、
真剣にFIREに向き合う時間が短い為、
FIRE後の生活を十分吟味する時間が欠けているケースもありえます。

FIRE失敗論者は実際にFIREをしていない


実際にFIREをしている人の多くは、
そこに至るまでに10年以上の時間をかけて資産を形成し、
ひたすらFIREやセミリタイアについて考え続けます。

従って、FIRE後に暇すぎてツライ!なんて人は、
その過程でFIRE計画自体を辞めると思うんですよね

一方、”FIREして失敗したのでサラリーマンに戻ります...”
みたいな事例で取り上げられているケースの多くが、
元々「上級サラリーマン」だった方々のように思えます。

彼らはあっさりとFIREできてしまうので、
FIREへの思い入れが弱いんじゃないかな?

そういった意味で、次項で述べる、
「サラリーマンを継続していた場合」
との比較が抜け落ちているのでは?
ということにもつながっている気が致します。

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